2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

HR。

妻の付き添いで結婚式へ。昔自分たちが式を挙げた系列のゲストハウスだった。充分なスタッフがアテンドしてくれることに定評のある会社で、それは昔と変わっていなかったけれども、スタッフの顔ぶれが以前よりも少し年齢層が高くなってきているような印象を…

復活。

これまで、出張で大阪に帰ってくるたびに街の廃れっぷりに寂しさを感じていたのだが、最近の大阪はひと味違うように見える。賛否ありつつも橋下市長の施策がじわじわと効果が出ていることもある(市営地下鉄や図書館のサービスは目に見えて良くなった)が、…

マフラーマン。

それなりに寒いけれども、ぶ厚いコートを羽織るまででもないこの季節は、マフラーを巻くのに最も適した季節になる。昔から僕は冬のアイテムのなかではマフラーを好んで使ってきた。マフラーの効用は、実用的なところにではなく、精神的な部分にこそ重きが置…

考課。

年末、と言えば人事考課、今期のボーナスと来期年俸が通知される季節である。どちらも年に1度しかないわが社では、気もそぞろである。夏が終わり秋が訪れる頃には、おぼろげながら今期の達成度合いが見えてくるようになり、今年はどんな評価だろうかと想像す…

充電。

朝晩はだいぶ寒くなってきた。外気の寒さに、iPhoneのバッテリーがいきなり半減する。早朝の東横線は、泥のように眠る遊び帰りの若者と、黒のコートを身にまとった勤め人で埋まり、奇妙な静けさを保っている。新幹線に乗り込み、iPhoneを充電すると、みるみ…

対比。

なんだかいま世間を騒がせているもろもろのことについて、個人的に胸のすくような真理を見つけた。「サイレントマジョリティーは、アクションを起こしていないからといってそのイシューに無関心ということではない」ということだ。一番ホットなのは政治の話…

グランツリー。

三連休中にオープンしたグランツリー武蔵小杉に行ってきた。初日は来場者12万人、開店待ちの列が数千人に及んだそうだ。3日目ともなると少し落ち着いて見えたが、フードコートなどは非常に混雑していた。びっくりしたのは4階と屋上。4階は赤ちゃん本舗とフー…

障壁。

子どもが生まれてまだ2ヶ月も経たないのだが、早くも保育園問題が立ちはだかっている。来年4月から、「子ども・子育て支援法」が施行されると言うのだが、手続きはさらに複雑さを極めている。未だ運用が固まっていない部分も含めて、全貌が到底把握できない…

マルチタスク。

息子の相手をしていると時間の経つのが本当に早い。夕方18時台に帰宅して寝るまで相手をしている日なんぞは、日付けが変わる頃には、「あれ?きょう仕事いったんだっけ」と勘違いしてしまいそうになる。休日は休日であっという間に過ぎていく。育児では、仕…

ロストマン。

早い時間から明かりを消して、ホテルのベッドに横たわっていると、普段考えないようなところに意識が向かう。その昔から今に至る道は、レールの上を歩いてきたようでもあるし、綱渡りを重ねてきたようでもある。少なくとも15年以上前から、明確な意思を持っ…

冷雨。

地方都市のアーケードには冷たい雨が落ちていた。話がはずむものの次に繋がるものがなにもなかったアポイントを終えて、商店街のなかにある小さなモールの休憩スペースのソファに腰を下ろしていた。モールの前にもベンチはあるのだが、外で待つにはあまりに…

たかじん。

やしきたかじんが妻のさくらさんと過ごした最後の日々に関するドキュメンタリーが先日金スマで放送され、珍しく見入ってしまった。「息子よ、あれがたかじんという男だ」なんて言いながら見入ってしまった。ドキュメンタリーだけ見ると切ない、いい話である…

動く人。

昨日発表された7-9月GDPの数値は衝撃的であった。ここ数年落ち着いていた企業の倒産件数が足元で増えてきていることもあって、明確に景気後退局面に入っているのだと思う。ひふみ投信の藤野さんが「動く人」「動かない人」という話をしていたが、その通りな…

風邪。

息子が風邪を引いた。近所に最近できたクリニックの先生は、満面の笑みで僕らを迎えてくれた。誠実さが全身からにじみ出るような人だ。手慣れていながらも、微塵も乱雑さのない手つきで息子の身体を診て、コメントを出してくれる。診察を終えて別室に移り、…

地方と都心。

ベイエリアのタワーマンションが地方の富裕層に売れている、という話を聞く。地方の開業医や経営者などで、ゆくゆくは地元を脱出することを選択肢のひとつとして現実的に考えている人たちが少なくないということだと思う。本来地方をしょって立つべき存在で…

パワプロ。

高校から大学の頃にかけて、ゲームと言えば「パワプロ」(実況パワフルプロ野球)シリーズをやることが多かった。今となっては無駄に思うが、何百時間とプレイしたはずだ。パワプロでは、単に対戦をしたり、ペナントレースを戦ったりする他にも、サクセスモ…

解散風。

なんとも出来レースな感がぬぐえないが、増税延期と解散総選挙の機運が高まっている。増税のタイミングなどを勘案したテクニカルな要因からすればこの時期に解散することに意味はあるのだろうが、結局は問題の先送りであり、目先を逸らすことで目の前の難局…

凄いやつ。

いつも夜はスヤスヤ眠ってくれる息子が、昨夜に限っては夜のあいだひんぱんにウンウンうなっていたので、きょうの僕はいささか眠い。特急のシートに深々と腰を下ろして惰眠を貪ろうとするが、尾てい骨がシートにあたって痛いのと、斜め後ろのビジネスマンの…

ミルクとげっぷ。

息子が泣くことはほとんどない。夜もいったん眠りにつくとスヤスヤと寝入っている。唯一泣くのは、腹が減っている時だ。その泣き声は日増しに大きくなり、今ではどこからそんな声が出るんだという声量を轟かせる。それほどの大泣きとなれば母乳では追いつか…

美徳。

貯金は美徳であり、投資なんてギャンブルと同じだ、なんて思っている人がいまだに多い。その昔は銀行よりも証券会社のほうが格上、という風潮もあったが、ここ十数年で銀行と証券会社の垣根はずいぶんと低くなり、投資を後押しする政策もいろいろと打ち出さ…

焼け野原。

金融緩和の出口としてのハイパーインフレもしくは財政破綻が起こった後の世界はどうなるんだろう、ということを考えている。端的に言えば国が貧しくなる、ということなのだろうけど、どのくらいの混乱があるのか、実際にその局面にぶちあたった時にどう感じ…

巡り。

ひじを突き上げた状態で眠ってしまうことがある。目が覚めると、腕には血が通っていない。腕には感覚がない。重さも感じない。自分の腕でないなにかが身体から突き出している、という感覚だけだ。起き上がることもできないので、もう片方の、水平に横たえて…

レイルウェイ・ライター。

種村直樹氏が亡くなった。彼の名前を目にすることはほとんどなくなっていた。僕自身の鉄道オタクとしてのピークは7歳〜15歳くらいで、その頃毎月図書館で借りて隅々まで読んでいた「鉄道ジャーナル」(我ながらなんと渋い子ども!)には彼の文章が毎月必ず掲…

阪神。

もう旧聞に属する話になりつつあるが、日本シリーズ、タイガースは29年ぶりの日本一とはならなかった。東京ドームでジャイアンツに4連勝したこともあって勢いはタイガースに分があると思っていたが、個々の選手の地力や戦術面をみればやはりホークスが勝って…

実力。

子どもが生まれる前後で、会社の同僚には多大にサポートしてもらっておりありがたい限り。おかげで9月と10月は出張ゼロ、関東を空けることがなかった。快く仕事を引き受けてもらえていることに感謝するとともに、だからこそ不自由なく働ける時は手を抜かず働…

秋晴れ。

新潟出張。太平洋側もそれなりにいい天気ではあったけれど、トンネルを抜けるとさらに良い天気。空には雲ひとつない。紅葉も進み始めて、なんとなく心が弾む。この前長岡に行った時にも感じたのだが、新潟県の人は基本的に人あたりがすごくよい。たまたまめ…

井の中。

先週福島県知事選が行われた。前副知事の圧勝だったと言っていい。この結果はある程度予想されていたことであったが、それとは別に、井戸川克隆元双葉町長が2万票しか得票できずに供託金を没収されていたのが目についた。井戸川氏と言えば、美味しんぼでの鼻…

一月。

いざ産まれてしまえば、産まれる前のことはどんどんと忘れてしまいそうになる。お腹のなかにいた彼は、夏ごろから急にぐんぐん育ちはじめた。臨月に入る頃にははや3,000gに届かんかという発育で、これは早めに出てくるのかもしれん、と色めきたち、仕事の予…

内助の功。

最近テレビに関するエントリーが多いような気がするが、きょうもテレビの話。生活スタイル上しょうがない。身の回りのことをなんやかんやしながらもチラチラと視聴することのできるテレビは、こちらから能動的にアクションを起こさなくとも見られる、受動的…

緩和。

金曜の午後、ふとTwitterに目を落として、日銀追加緩和が行われたことを知った。その瞬間、自分の手の届かないところで、自分に不利益なことが進んでいくのを見るしかない、忸怩たる思いが胸を埋めていった。それはつまり、全ての金融資産を円預金でしか持た…