2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あっちゃん卒業に思う。

今月3回目の長野県への出張。さすがに真昼は日差しの強さを感じるものの、線路沿いには早くもコスモスが咲いている。車窓にじっくり目をやることもなく、複雑にこんがらがった案件のことを考えるのはもったいないが、素晴らしい環境のなかで考え込んだのがよ…

遭難事故と空気の圧力。

買い物をしていたところロードバイクが何者かにぶつけられ、ホイールがぐにゃりと曲がってしまった。修理に出しているが、どれくらいのレベルでの修理が必要なのかまだ全容が掴めない。ぐにゃりと曲がってしまった愛車を見るのは哀しい。壊れて初めて、単な…

『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』

普段よく読む本とは少し毛色の違う本を読んでみた。トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか (ヤマケイ文庫)作者: 羽根田治,飯田肇,金田正樹,山本正嘉出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2012/07/23メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 19回この商品を含むブログ (…

あふれる情報との付き合い方について。

また長野に行く。おそらくもう一度二度くらいは行くことになる。標高1,500メートルを越えるところでも暑さを感じるのだから、首都圏は相当の気温になっていたのだろう。なかなか出口が見えない案件になっているが、ひとつずつ自分の力で絡まっている糸をほど…

シャープとパナソニック。

相変わらず昼間の日差しは暴力的なれども、朝夕、通勤の道すがらは気持ちのよい風が吹くようになってきた。秋来ぬと目にはさやかに見えぬとも・・・といった季節。これから少しずつ秋らしさを見つけるのが楽しみになってくる。★★★大手電機メーカーの苦闘が話…

Being on the Road.

このところ、標高の高い場所にいるわけでもないのに、やけに空の青が濃い。そんな夏空に浮かぶ白い雲を見ていたら、なぜか9年前の日本テレビでの光景が頭に浮かんできた。真新しい汐留のオフィスで機械的に面接が消化されていく。持ち時間はわずか1分。白く…

帰省、その3。あまりにも遠く、遠く離れて。

あの日の昼下がり、大阪環状線の高架下にあるミスドでお茶をする。ここのミスドの2階席の窓からは、すぐ上に大阪環状線の高架橋が見える。数分おきにさまざまなカラーの電車が轟音を立てて走っていくのが見える。そして正面には、地元の町内でも一番賑わいの…

帰省、その2。

ある日は高野山に行く。高野山には小学生の時に町内会の旅行で行ったきりで、その時のことはほとんど何も覚えていない。橋本から観光電車に乗り換えて極楽橋、極楽橋からはケーブルカーで高野山に到達する。もともと涼しい日だったこともあって、高野山の気…

帰省、その1。

一週間の帰省を終えて関東に戻ってきた。お盆に夏休みを取るのも初めて、わざわざ夏休みで実家に帰省するのも初めてで、なかなか貴重な機会になった。相当の暑さを覚悟していたものの、雨がちで気持ちよく過ごすことができた。地元の友人から大学の友人まで…

ゲームのはじまり。

きのうは長野に出張。標高1,000メートルを超えるとクーラーいらずの爽やかな空気。湾岸に高層ビルが建ち並び、海風が入ってこなくなったことで年々暑さがひどくなっている東京(それでも名古屋や大阪などよりかはいくぶん暑さがマシなのだが)このところの暑…

おたく気質。

先日東海道線に乗っていた。4人掛けのボックスシートで、はす向かいには浅黒く日焼けした細身の若者が座っていた。品川で首からカメラをぶら下げた中学生2人組が乗り込み、ボックスの空き座席に座ろうとした。その瞬間、日焼けした若者が座った中学生2人組に…

大阪の空気。

関西出張。きょうは17時には全ての予定を終えて実家に帰る。夕食を食べてもまだ19時前。スコールがざっと降って熱気が半分くらい消えた街に出る。関東よりも30分日没が遅いので、この季節、この時間になっても西の空が薄く蒼い。駅から出てくるサラリーマン…

歯の治療とバイクのメンテナンス。

以前歯科に通っていると言うエントリを書いた。その後も引き続き通っていて、前回からようやく虫歯の治療に入っている。きょうはついに長年放置していた左上部の虫歯の治療を受けた。麻酔をしてぱっくりと歯を空けてみると、何年も密閉されていたかのような…

正義感。

いつからか、自分でおかしいと思ったことはおかしいと言えるようになった。もちろん自分の主観で「おかしい」と思ったことが他者にとっても必ずしも「おかしい」ものとは限らないし、自分のその判断で人を傷付けてしまったり、そもそも判断自体が誤っていれ…

オリンピックとメンタル。

オリンピックを見ていると、アスリートにとって、実際の競技における能力だけでなくメンタル面での強さが不可欠であるということを感じる。柔道と体操の競技において、いったん下された判定が覆る場面を何度か見た。柔道男子67キロ級準々決勝については、…