グランツリー。

三連休中にオープンしたグランツリー武蔵小杉に行ってきた。初日は来場者12万人、開店待ちの列が数千人に及んだそうだ。3日目ともなると少し落ち着いて見えたが、フードコートなどは非常に混雑していた。

びっくりしたのは4階と屋上。4階は赤ちゃん本舗とフードコートを中心として、ターゲットは完全に子育て世代である。子どもを対象として英語で体操や芸術を学べる教室や、ボーネルンドが運営している室内アスレチックパークなどといった目新しいテナントも入っている。ARを活用した遊べるスペース、ものすごく広い上に育児相談、プレイマットなども備わっているベビールーム(もはや単なる授乳室ではない)など、幼い子どもを持つファミリーが喜ぶ付帯施設が揃っている。

屋上は庭園になっている。公園の少ない武蔵小杉のタワマン街ではウケるだろう。面白い遊具もいっぱい。お弁当も広げられるし、芝生を裸足で歩くのはさぞかし気持ちいいだろう。

4階も屋上もベビーカーだらけ。ここにいると今はベビーブームなのではないかと錯覚してしまう。ブランドマンションのように、オープンしてからもどんどん価値が上がり続けるような、既存のショッピングモールとは一線を画した成長曲線を描けるようなモールであってほしい。