2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『SALONE 2007』@元町・中華街

久しぶりに、本当にちゃんとしたレストランに行った。仕事での外出帰りに、かねてから行きたかった横浜元町の「SALONE2007」で食事をした。中華街のはずれのさりげない路地にある。温かい灯に包まれたシックなお店。ディナーは月変わりのコースメニューのみ…

比律賓行き。

週末から2年ぶりに海外旅行でフィリピンに行く。フィリピンに行きたかった理由は特にない(笑)のだが、これからベストシーズンに入ること、今まで行ったことがなかったことからなんとなく行き先を決めてしまった。別に新婚旅行と言うわけでもない。マニラと…

肝心かなめの夜はまだ!

20年と少し大阪市民だったので、やはり昨日の選挙は気になった。大阪に住む大半の人にとって、政治とは彼方の世界のできごとだった。もともと商人の町だったからなのか、いつしか政治に期待すること誰もが諦めてしまったのか、それを象徴するかのように、…

ひと、ヒト、人。

仕立てのいいコートに身を包み、誰もが羨むような車に乗っているのに、首の上に乗っかった顔は不安そうにキョロキョロしている。その背中は寂しそうだ。お金ではどうしても買えないなにかがあるのか。返す言葉の端々から怒気がこぼれ落ちていることがわかる…

冬の訪れ。

急激に冷え込むなか、一年と三ヶ月ぶりに気仙沼に行く。仙台を過ぎると、田んぼや山肌がうっすらと白くなる。東北一体では、昨日から今朝にかけて初雪が降ったそうだ。三月のあの日もこのくらい寒い日だったのかと想像する。十分に暖房の効いた二両のディー…

雲のかたち。

生温かい風が吹き荒れた土曜日から一転、日曜日は初秋に季節が戻ったような陽気になった。朝5時に起きて、大菩薩嶺に登ってきた。西国分寺で車に乗せてもらって、中央道を1時間ほど行って、勝沼で下りてさらに北に進むと、登山口のロッジ長兵衛につく。収穫…

「働きながら、社会を変える」

慎泰俊さんの著書「働きながら、社会を変える」を読んだ。慎さんのことを知ったきっかけはもう忘れてしまったのだけど、一年以上前からtwitterでフォローさせてもらっている。慎さんの、つくば市の児童養護施設での体験に関する記述から、この本ははじまる。…

歳の取り方。

昨日から関西に出張してきていたが、無事に全日程終了。来週も気仙沼に行ったり、ちょこちょこ栃木あたりに取引に行く用事があったり、長野の案件も大詰めも迎えてきていて、ゆっくりできるのはもう少し先になりそうだ。朝晩はどんどん冷え込んできていて、…

地図とダイヤグラム。

今朝のasahi.comで、「2つの蒲田駅結ぶ「蒲蒲線」設置検討へ」という記事を見つけた。東急電鉄が出資を検討しているらしい。確かにJR・東急の蒲田駅と京急蒲田駅は徒歩10分以上離れているし、これが原因でJRや東急沿線から羽田空港へのアクセスが悪い…

農業とTPPを巡る、JAへの疑問。

ようやく、TPP問題についてはあるべきところに落ち着いたというべきか。参加となっても、反対派の議員が特にアクションを起こさないところを見るに、反対派の議員もまた支援団体からの建前上反対していただけなのではないかとも思える。農業とTPPにつ…

心を整える。

週末は久しぶりに銀座に出て、いろいろとたまっていた買い物を済ませた。昼間はまだ暖かいが、すっかりクリスマスムード。今年もあと週末が○回くれば終わる、と感じはじめるとやり残したことがあれやこれやと浮かんでくる。来年に入ると結婚式の準備も佳境に…

29歳。

おととい、お陰さまで無事に29歳の誕生日を迎えました。僕は14時45分ごろに生まれ出でてきたそうなんですが、毎年誕生日のその時間になると、目を閉じて、産声をあげて生まれてくる自分の姿を想像します。先日の同窓会のテーマでもあった「手前みそ(三十)…

TPPの反対理由がよくわからない。

メディアで毎日TPPの話をしている。米国などから参加を迫られているというニュアンスの報道もよく聞くが、実のところ米国ではTPPなどほとんど議論にも上がっていないというのが何とも面白い。米国は自国の景気(というか雇用)の落ち込みの立て直しに必死な…

怠惰の効用。

引越してから半年ぶりに、所用で武蔵小山に寄った。商店街の雰囲気は少し変わっていたけど、四年近く住んでいたのでわざわざ考えなくとも道の向こう側の風景が浮かんでくる。住んでいた部屋は空き部屋のままだった。僕があの部屋で「発声!滑舌!」のテプラ…

誰かの為に生きるという。

僕はもともとわがままで自己中心的な人間であるからして、他人と共同生活を営むのは苦手である。何度言われても悪癖は直らないし、家事もなかなか自分から進んでできないし、いつも自分の好きなだけ眠っていたいと思っている。夫婦生活ももうすぐ半年になっ…

『絶望の国の幸福な若者たち』を読んで〜ふたつの幸せ〜

この間出張に行った際に、『絶望の国の幸福な若者たち』という本を読んだ。低成長を続け、社会保障でも大きな割を食っている現代の若者が、自分がいま幸せだと感じる割合は、意外にも高度成長期やバブル時代と比べて高く、その割合は21世紀に入ってからも…

告白。

先週末に中学高校の同窓会があって、あの頃自分が考えていたこと等々を久しぶりに思い出した。どうやら記憶というのは景色とともに脳裏に残っていくようで、学校のなかのいろんな場所、旅行で行った場所、天王寺界隈のいろんな場所が次々に浮かび上がってく…