2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

本性。

9年前の震災のときにもさんざん書いたことなのだが、こういう非常事態になると良い意味でも悪い意味でも、人の本性が現れる。せこせこと店巡りをして必要以上に買いだめをしたり、デマを流したり、特定の地域や人を罵る発言を平気でしたり、とりあえず政府や…

スカーレット。

「スカーレット」のことを書いていなかった。そのうちに、実質あと4週、そして今週はスピンオフとでも言うべき閑話休題の趣きのある週である。去年10月のスタート以来、あっという間に5か月が経過してしまった。関西制作らしいテンポに包まれながらも、陶芸…

時差出勤。

なんとなくどよんとした毎日なのだが、大手を振って時差出勤ができること自体は怪我の功名である。現在、日によってだいたい7時出社〜16時ごろ退社か10時出社〜20時ごろ退社の日を使い分けており、そんなに仕事があるわけでもないので、この振り分けがうまく…

プロトコルと行列。

まだ多少はマスクの在庫が家にあるのだが、品薄状態が続いて次にいつ買えるかわからない、というのは精神的に重荷である。さきの三連休も朝は用事がてら近所のドラッグストアをまわってみたのだが、結局初日に少し並んで手に入れた他は、納品なしの肩透かし…

がまん比べ。

今回のコロナウイルスにたいして、大いに恐れを抱いて行動や思考を変える人もいれば、大したことないでしょとほとんど気にしない人もいる。もちろん感染しても症状が出ない可能性もあるので、咳エチケットを守るだとかマスクを着用するだとか、最低限のこと…

神戸、夕暮れ。

神戸にて。きょうは1日たいして成果もなかったな、と帰り道をとぼとぼと歩いていると、小学校の教室から歌声が聞こえてくる。聞き覚えのあるメロディ、震災の年に生まれた「しあわせ運べるように」の歌だ。自然と足を止めて、その声に聞き入った。もう17時く…

穏やかな冬晴れ。

冬晴れの京都。空が青く澄んでいる。観光客も少なく、街中もひっそりと静まり返っている。インバウンドがさっと引いてしまうと、これほどまでに閑散としてしまうのか、と驚く。10年前くらいはこれが普通の冬の京都なんだろうなあ、と思い返した。ついこの間…

敦賀、雪の夜。

父方の故郷である敦賀。2年ぶりくらいだかで通ったので、ふと降りたってみた。おりしも雪が降り始めていた。前に友人を訪ねて降りたったときも雪が積もっていた日だったことを思い出した。寒いのを我慢して駅前のシャッター街を歩く。もう何十年も時間が止ま…

渡り鳥と。

昔の同僚で、いまは故郷に帰って家業を継いだ友人に何年かぶりに会った。なんだかんだで数年に一度は会っている。もう机を並べて仕事をしていたのは9年も10年も前の話だ。彼は本業を着実に推進しながら、事業の多角化を進めている。多角化がすなわち地域の活…

働き方改革。

不要不急の外出は控えるように、という話らしい。それなのに大半の企業は今まで通りラッシュ時間帯に通勤させることをやめさせようとしないし、なんだかなあという気持ちはある。そんな僕もこれまでは会って顔を合わせて話をしないと、営業としては意味がな…

スキー②。

(昨日の続き)息子の上達と引き換えに、僕自身は体力の低下を感じる体たらくであった。昼間たっぷり滑って、ビュッフェでたらふく食べて、温泉に浸かって、と重ねていくと、内臓と筋肉に血液が全部向かってしまい、頭がぼうっとしてなにも考えられなくなる…

スキー①。

週末に北海道にスキーに行ってきた。マイルが貯まっていたので、足代はほとんどかからなかったのだけど、宿泊費やレンタル代などを勘案すると結局関東近郊で同じように2泊3日でスキーをするのと同じくらいはかかってしまった。しかしながら北海道でスキーで…

冬がはじまるよ。

冬は突然にやってきた。もうすぐ不景気がくるぞくるぞと言われて数年、フリーフォールのようにやってきた。「これは一過性のものですぐに戻るはずだ」だとか希望的観測を抱きがちになってしまうのも含めて、厳冬が来ることは間違いなさそうだ。冬が来るのは1…

渋谷駅。

銀座線渋谷駅がリニューアルしているが、なかなか慣れない。ヒカリエ直結の改札はまだオープンしておらず、道玄坂側の改札から陸橋を渡るか、一度地上に降りるかしなければならないし、JRや京王との乗り換えに使う道玄坂改札は狭い。東急百貨店も建て替えと…

眠りにおちる。

いまの職場でも引き続きそんなに遅くまで残業することもないので、たいてい毎日息子とお風呂にはいっている。そしてこの季節息子は湯船に浸かると睡魔が襲ってくるようで、たいていは瞼が下がりコクリコクリとなってしまう。お風呂に入るまでは元気だったの…

収益と還元と。

金融機関の店舗統廃合が進んでいるのだけど、まだまだ生温いのだと思う。地域金融機関はおろかメガバンクですら生温いのだろう。メガバンクの収益力もじわじわと落ちてきている。同じようにマイナス金利に沈む欧州の金融機関も軒並み業績は良くないが、米国…

厄除け。

今年もまた寒川神社に。妻と僕の年齢からすると、今年を含めて4年連続厄除けに通うことは確定している。御祓を終えておみくじタイムである。引いた運勢もさることながら、毎年ここに書かれている言葉を大切に1年を過ごすようにしている。今年もまた、多少ざ…

セオリーから自由であること。

ノムさんの訃報に接する。月見草と呼ばれた現役時代、数々の野村語録、晩年妻を亡くしてから愛妻家であることが広く知れ渡ったことなど、この人については語ることがたくさんあるのだが、個人的には1992年のペナントレースが忘れられない。この年は、1985年…

泥棒の夢。

今でもたまに、家に泥棒が入る夢を見る。舞台はきまって、建て替えをする前の古い実家である。一階は玄関と台所と居間で、居間の奥に祖母が寝ていた。そして二階に父母と僕と弟が寝ていたのだ。夢はいつも、夜寝ているときに、ガチャと下の階から物音がする…

褒める。

褒めてもらう、のはこの歳になってもまんざら悪い気がしないものである。社会人3年目、初めての転職をした頃、あまりにも自分がなにもできなくて、劣等感でいっぱいで、本当に自分がダメなやつだと思っていた。そんなときに、2人目の上司は、ほんのささいな…

自意識。

仕事以外でははじめてSkypeを使ってリモートでのミーティングをした。仕事では何度となくテレビ会議をしているし、実家とは子どもを交えてよくFaceTime通話をしているのだけど、またこれはこれで違う感覚である。手元のiPhoneを使ってセルフィーしながら話し…

暖冬。

今週後半は少し寒くなったのだが、今シーズンはほとんど薄手のコートだけで過ごすことができている。スキー場だったり、暖冬で大変な業界もあるのだろうが、一般人としては過ごしやすい気候になっている。コロナの話もあるが、今年は風邪を引いている人も少…

成長の瞬間。

スケートの話でもうひとつ。息子は初めてのスケート体験で、なかなか苦闘していたようだ。うまく歩けないし、転んだときも自力で立ち上がるのが難しい。こういうときに親がついていると、ついつい手を繋いで滑ってあげたり、立ち上がるときに引っ張りあげよ…

筋肉痛。

週末にスケートをした。リンクの上で滑っていたのは実質1時間くらいで、しかもそのほとんどを子どもが滑られるようになるための付き添いだったのだが、それだけで脚がパンパンで腰が痛い。やっぱりびっくりするくらいに体力が落ちている。ギリギリ体力を保て…

もうひとつのブラックスワン。

コロナウイルスの件で、これがいろんな場所でのアク抜きのいい機会になると書いたのだが、もしかしたら1番のアク抜き、膿出しとして、中共政権が崩壊するのでは?というシナリオを意識せざるを得なくなってきた。もちろん、今回の件への対処には素晴らしいも…

ブラックスワン②。

(昨日の続き)一方で、日本も世界も、ダラダラと続いていた、そしてカンフル剤を打ちながら延命していた好景気にどこでピリオドを打たせるか、模索していたところでのこのウイルス禍である。正直なところ、一服するにはいい材料だったと言えるのだろう。ウ…

ブラックスワン①。

先月27日に、コロナウイルスについてやや楽観的な見立てを書いてしまった。あれから一週間経っての率直な感想をもう一度書きたい。先月24-25日頃は、まだウイルスの強さが見えなかったことや、中国政府が情報をコントロールしているのではないかという疑念が…

手。

ふと、自分の手を自撮りする機会があった。改めて、画面のなかの我が手をじっと見る。普段からすぐに目の前で見ているはずなのだが、まるで自分の手ではないみたいだ。そして、ずいぶん歳をとった人の手に見えるなあ、と感じる。美魔女コンテストなるものも…

家族旅行。

四国を高速バス移動中に、ふと窓の外の景色をみていると、南にすっと伸びる線路、そして近くの道路には琴平⚪︎キロという看板が出ている。これをみて、小学6年生の頃だったか、家族5人で青春18きっぷを使って琴平まで旅行したことを思い出した。あの頃既に、…