2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

直感。

今月はじめのエントリーで書いたあとも、マンションを物色し続けており、今月はいくつかの部屋を内見した。保育園や幼稚園の兼ね合いもあってすぐには決めかねるのだが、意欲は高まってきている。中古物件を見ているのだが、いま住んでいるエリアは立地によ…

風雲急。

マーケットに関して、今年の後半はなにが起こってもおかしくないだろう。最近、そんな思いを強くしている。まずは中国の景気減速。中国国内の原油消費が急速に鈍っていることが、直近の原油価格の再下落の大きな要因となっていると言われている。政府が必死…

線引き。

相模原の事件のことを思い出しては、たびたび考えてしまう。彼が衆院議長に宛てた手紙を読んで、また考えこんでしまった。容疑者である彼は(少なくとも彼の価値観のなかでは)、重度障がい者は殺すべき存在であり、殺すことで家族を含む周りの者は救われる…

甘え。

家族ができてつくづく思うのは、男は女と比べて「甘え」のある人間が多いなぁ、ということ。もちろん自分もまた例外ではない。友人夫婦で、夫が妻に家事育児への参加レベルの低さを咎めたところ、夫が拗ねてストライキを起こした、という話を目にした。正直…

カネのうねり。

珍しくいわきに出張。震災以後では2回目になる。いわき駅の裏山にあるお墓は、15年前に東北旅行をしたときに野宿をしたことがある。あの時と同じく、きょうは雲が低く立ち込めて湿気の多い1日だった。駅から駅前通りを歩いて、右側に広がるのは飲み屋街だ。…

欠落。

日曜の夜に眠れなかった反動から、月曜と火曜は息子を寝かしつけると同時に早々に寝落ちしてしまった。2晩とも、気付いたときには空が白み始めていた。そんなわけで日記も落としている。★★★火曜の朝には衝撃的な大量殺人事件があった。容疑者は精神錯乱の気…

器と努力。

世の中というものは本当によくできているなあと思わされる。努力をせずなにかで成功したり、財をなすなどということはほとんどない。はたから見て努力をせずにそのような地位を得られたように見える人も、見えない水面下では相応の努力を重ねている。運が良…

京橋、思い出の通り。

先週、出張で大阪に行った際に、ふと乗り換えの道すがら京橋駅に降り立った。次のアポまでまだ30分以上の余裕時分があることに気づくと、ふと足はグランシャトーの方へ向かった。およそ10年前、週に何度も終業後の時間を過ごしたのがここ京橋だ。グランシャ…

タテの糸。

この週末は、昨年末に亡くなった祖母の初盆(盂蘭盆)で帰省。なじみのお坊さんにお経をあげてもらった。普段から自分自身の行動のなかにいつも宗教が結びついている、というほどまではいかなくとも、人よりは宗教的なバックボーンが染みついている人間だと…

スペース。

夏の夜の過ごし方は難しい。わが家の寝室にはキングサイズのベッドがひとつ置かれているが、家族3人ではそろそろスペースが限界になってきた。うちの息子は誰に似たのか、人とくっついて寝る習性がある。特に頭をぐいぐいとくっつけてくる。たいていは僕の頭…

閉じ方。

先週末の旅行では、普段なかなか行くことのない山道を走り続けた。かろうじて舗装されており、車一台がやっとすれ違うことのできるような道だ。10キロ以上人家のない区間もあった。日本に限った話ではないが、このような人里離れたところに道を敷く労力やコ…

振り上げた拳。

参院選もいつの間にか終わり、いまは都知事選が走っている。良くも悪くもこれまでで最も話題にのぼる都知事選であることは間違いない。前都知事の辞任の小さくない要因として、マスコミからの集中砲火が挙げられるが、今回の選挙では、候補者に対して早くも…

やらない、選択。

同業他社の方と情報交換をしていてつくづく思うのは、「投資をしない」という戦略を取れることの強みである。条件の悪い時期に無理をして投資をせず、状況が好転するまで待ち続ける、そういった戦略を貫くというのはそれだけで他社よりもアドバンテージを持…

神流川。

連休は秩父から群馬県西部の山中へ。どちらも初めてのエリアだったが、まさにのどかそのものという感じで、都会や観光地からの喧騒を離れて心も鎮まった。メインの目的は神流川での水遊び。山から湧き出す冷たい水で遊ぶ。プールとはまた違う楽しさがある。…

ネレナニズム3。

1年に一度くらいの頻度で、目が冴えてしまってほとんど一睡もできないままに朝を迎えることがある。先週の半ば、その1年に一度がやってきた。22時半ごろに床に入る。友人からLINEがポコポコと送られてくるが、キリがないので落ちると宣言してiPhoneのライト…

野球部物語⑦。

(前回より続く)僕は高3に進級した。引き続き生徒会活動にも少しは首を突っ込みながらも、受験勉強がメインの生活になった。野球を最後まで続けた同期6人のなかで、I君の他に、僕はY君とも仲が良かった。毎日のようにメールをやり取りして、たわいもないこ…

野球部物語⑥。

(前回から続く)夏の文化祭、秋の音祭と季節は過ぎていった。生徒会の役員にもなり、時には帰りが終電になるほど、脇目もふらずに力を注いだ。現時点で、人生で1番頑張った1年は、と訊かれると答えは高2の1年間と言うことになるのだと思う。どれだけ頑張っ…

野球部物語⑤。

(前回より続く)辞めたあとはふっきれたかのように生徒会活動に取り組んだ。はっきり言って部活を辞めたのは周りからは逃げと捉えられてもしょうがない。だからこそ、中途半端で終わらせてはいけないと思い注力した。部活の仲間は、僕の決断を表面的には概…

野球部物語④。

(前回から続く)1999年の5月、生徒会活動に精を出し、夏休みの文化祭への準備が本格化し、一方で部活では夏の大会に向けて緊張感が高まっていくなかで、僕はそれらの両立を断念し、部活を辞めた。僕が辞めた1週間後に友人のS君が退部し、残った同期の6人は…

野球部物語③。

(前回から続く)前向きに野球に取り組んでいた僕の風向きが変わり始めたのは1年が終わろうとする頃か、部内に、学校行事との両立をしていたU先輩がいた。その先輩についていくように、僕もその世界に入りはじめた。僕と、同期ながら1年秋から捕手のレギュラ…

野球部物語②。

僕が野球部に入部したのは1998年の4月のことだ。中学には野球部がなく、待望の入部だったと言っていい。一緒に入部した他の14人も同じ気持ちだっただろう。しかしながら、一部の同期が春休みから練習に参加していたのに対して、僕(を含む数人)は入学式以後…

野球部物語①。

誰が読んでいるかわからないし、別に知りたいとは思っていないし、誰が読んでいるかを意識して書いているわけでもないから、ひとまず自分への備忘録的な意味も込めて、今まで誰にもあまり話してこなかったことをこれからは小出しに書いていきたい。僕が野球…

10年目の朝。

気づいたら6月が終わっていた。そして、僕はいまの会社で過ごす、10年目の時を迎えることになった。正直言って、ここまで長くこの会社にいることを、9年前の自分は全く想像できなかった。新卒で入社した時よりも、中途入社の朝のほうがはるかに緊張していた…

努力。

久しぶりに同業他社の方たちと飲みにいく。僕がこの業界に入り、営業にまわった頃からかわいがってもらっている方だ。この方たちに僕は仕事との向き合い方の手ほどきをしてもらったと言っても過言ではない。営業の仕事もずいぶん慣れてしまって、季節がめぐ…

追憶の間に。

中1日での関西出張。当初予定を組んだ時には、「身体にこたえるかなぁ」と心配していたものの、思いの外元気にスケジュールを消化することができた。どこかで疲れが出なければよいが。 久しぶりの和歌山へ、新大阪からくろしおに乗っていく。小さい頃、実家…

薄い膜。

昨日の朝、家を出る前にテレビを点けると、政府専用機が羽田空港に着陸するシーンが現れた。しばらくすると棺が飛行機から出てくる。早朝にもかかわらず政府関係者だろうか、出迎えの人の姿も見える。チャンネルをまわしても、羽田空港からの中継を流してい…

猛暑日。

比較的がまん強いと思われるわが家でも、ついに今週よりエアコンが稼働をはじめた。息子は去年はベビーベッドで寝ていたが、今年は大人と一緒のベッドで寝ているので、人口密度が高くその分暑さを感じやすくなっている。タイマーをセットしてエアコンをかけ…

内見。

週末は近所のマンションへ内見に。いままで特になにも考えることなく賃貸アパートに住み続けていた。いまの居室にはまだ余裕はあるし、個人的には住環境含めて気に入ってはいる。しかしながら妻は分譲マンションか戸建てに移ることを望んでいるようだ。僕自…

野党への期待。

なんだか政治的話題が多いけど、時節柄ということで。この国がほんとうに不幸なのは、野党のレベルがいっこうに上がってこないことに尽きる。一度政権を任された旧民主党が、その時の経験をいまの活動に活かせているとはとうてい思えない。個人的にひどいと…

時間。

まだ誕生日には遠いけれど、34歳という響きがやけに気になる。どんなポジションで、どんな家族構成だったとしても、この数字は否応なしに心に響いてくる時期なんだろう。22歳から24歳あたりで社会に出たとして、少なくとも10年、10年という時間はチャンスを…