新潟出張。太平洋側もそれなりにいい天気ではあったけれど、トンネルを抜けるとさらに良い天気。空には雲ひとつない。紅葉も進み始めて、なんとなく心が弾む。
この前長岡に行った時にも感じたのだが、新潟県の人は基本的に人あたりがすごくよい。たまたまめぐり合わせが良い、というわけでもないように思う。終始いい気分で仕事が進む。最近はうまくいかないこともあって心がもやもやしていたりもしたが、暴発することなく淡々とやっていればまたいいこともやってくるもんだ。
新潟では北陸新幹線の開通を脅威と捉えている声を聞いた。上越新幹線の本数も減らされるようで、来年が新潟没落の元年だとも言われている。ただ、個人的にはそんなこともないように考えている。新幹線開通は、そのエリアに一時的にプラスの効果をもたらすだろうが、長期的にはそのエリアの活力を東京が吸い取ってしまう。新潟は新潟で、周りに左右されずじっくり産業を育てていけば良いはずだ。世界を市場にできる元気のある企業も多い。
新潟への旅行もこれまで局地的に1,2度しか行ったことがない。東京からだと旅行先としてイメージしにくい。燕三条から山間部に入ったところにある、アウトドアブランドのスノーピークの本社が置かれているキャンプ場などはぜひ一度行ってみたい。
