2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

よど号。

最近は比較的時間があるので、わからないことはその場で立ち止まって調べるようにしている(仕事も、仕事以外でも)。たまたまWebで、よど号ハイジャック事件から50年を迎える、という記事を読んで、そういえばこの事件の経過自体はうっすら記憶はしているも…

季節外れの。

日曜の朝から昼にかけて、しっかりとした雪が降った。前の日から天気予報では降雪が充分に予想されていて、バルコニーにどっかりと雪が積もっている夢も見たので、早朝目が覚めたときに雨音がしていたのにはがっかりしたのだが、ほどなく気温がぐんと下がり…

二者択一でなく。

世界のマーケットが止まっている日本時間で土曜の朝から月曜の朝までの時間だけが、なんというか安息日のように思えてくる。先週のマーケットは日米ともにいったんの戻しを見せたが、どうやらこれはデッドキャットバウンスで、今週からは二番底を探りにいく…

意図。

発想が飛躍しすぎ、と言われるかもしれない。それでもやっぱり、今回のコロナウイルスがなんのために、もっといえばなんの意図をもってこの世界に蔓延しだしたのか、ということを考えないわけにはいかない。高齢者になるほど死亡率が高まること、なんとなく…

大波小波。

いまのような非常事態になると、早くコトが過ぎ去って平穏な日常が戻ってきてくれと願う気持ちよりも、アドレナリンが出て勝負のときだとワクワクする気持ちのほうが大きいのが正直なところである。そういう意味では僕は本質的にはボラティリティが高い世界…

ロックダウン。

のほほんと仕事をして帰宅途中にニュースを見ると、「都内感染者41人」と出る。こうなってくると都内のロックダウンが現実味を帯びてくると思い、帰宅後すぐにスーパーで備蓄のための保存食を仕入れる。まだそこまで品薄にはなっていなかったが、買い忘れた…

アフターコロナ。

ここ数週間振り回されっぱなしのマーケットだったが、今週に入っていったんの落ち着きを見せ始めた。欧州での感染者数増加にピークアウトの兆しが見え始めたということなのだろうか。米国はいまだ出口が見えなさそうだが、ここまで国家ぐるみで対応している…

リバース。

旧知の人と飲んだところ、楽しすぎて解散した後に吐いてしまった。だいたい1-2年に一回くらい吐いているような気がする。座って楽しく飲み食いしているときは酔いを感じないのだが、ふと会話が途切れて我に返ったときやトイレなどで席を立ったときにはじめて…

要請と命令。

3連休、ほぼ日常と変わらない生活を送ってしまった。初日はIKEAでお買いもの。2日目は子どものスイミング。3日目は中目黒で花見と子どものランドセル選び。もちろんマスクはしていったし、手もしっかりと洗っているし、密閉された空間に長時間いないように気…

組織と個人。

ちょっと遅くなったけど、先週完売したという週刊文春の記事を読んだ。森友事件の煽りを受けて自殺した近畿財務局職員の手記である。組織に翻弄される個人の姿、ということでいつ何時自分もこのような立場に立たされることになるかもしれないなあ、と思い、…

かに玉。

夜お腹が空いたので、スーパーに走って卵とかに玉の素を買ってきた。一人暮らしをしていた頃から、お腹が空くとたいてい即席中華材料を作ってお腹を落ち着かせることが多い。かに玉を作るなんて久しぶりだ。深めのフライパンにサラダ油をたっぷり垂らして、…

アンワインド。

13日にマーケットの話を書いたが、この1週間もひどいものであった。ただ、ここにきてようやくコツンと底を打った音がしたのかな、と感じている。とにかく換金売りが続いている。巨大なヘッジファンドがいくつか清算を検討しており、そのために強制的にポジシ…

混乱の先。

世間話などで、「早く落ち着いて元通りの生活になるといいですねえ」などと言葉を発することがある。でも心の中では、もういまの状態を所与のものとして仕事や生活のあり方を変えていかねば立ち行かないんではないだろうか、という思いを日に日に強くしてい…

音。

夜中に目を覚ましたときに、眠気は十分にあるのだけど眠れないときがある。そんなときは、ズンズンという重低音やウィーンといった普段は意識しない音が気になってくる。ズンズンと聞こえてくるのは換気扇の音だ。わが家は浴室が24時間換気扇が起動するのが…

ティッピングポイント。

9ヵ月ほど前に、孫正義のことを「稀代の勝負師」と僕は書いたけれども、ここにきてその前言を撤回したほうがよいのかな、ということが先週あった。PCR簡易検査キットを用意するとブチあげた時のことだ。 すぐに批判の声が集まって、数時間で計画を取りやめて…

3月16日朝。

毎日状況が目まぐるしく動いている。このブログは思いついたときやスキマ時間ができたときにまとめて2-3記事を書き溜めてはアップロードしているのだが、2-3日前に書いたことことが、どんどん前提が変わってしまっている。この週末だけでも、欧州の状況はと…

コロナの現在地②。

(昨日の続き)どちらにせよ、徹底的な封じ込めをしない限りは、集団免疫ができるまではある程度の人命の犠牲は払い続けなければならないことがよく分かってきた。ひょっとするとスペイン風邪のようにここから数年かかるのかもしれない。ごくわずかな国を除…

コロナの現在地①。

1/27に初めてコロナのことを書いてからもう半月以上が過ぎた。世界的な拡がりを見せているこの件、それぞれお国柄がよく出ていて興味深い。額面通りに受け止めれば、大陸中国は強権をふるい経済でも人命でも多大な犠牲を払いながらも比較的短期間でウイルス…

第二波から第三波へ。

ここ数日テレビの話ばかり書いていた(そのほうが気が紛れるのだ)が、いちおうマーケットの話にも触れないわけにはいかない。コロナの件に端を発するマーケットの下落は、今週に入ってサウジアラビアとロシアの突っ張りによる大幅な原油価格下落からの全体…

3月11日に。

今年もまた3月11日を迎えた。いま、コロナの件で日本も世界も大変ではあるけれど、震災とその後の数日間の緊張感、そしてその後数ヶ月のやるせない気持ちに比べれば、いまはまだ余裕をもっていられていると思う。心ない人の心ない言動に悲しくなったこともあ…

受け入れること。

さてさて、1年間追いかけてきたおしんもあと2週間。1月にも、嫁姑問題の話を書いたけど、ここにきておしんのところに、山形から兄夫婦が転がり込んできた。この兄夫婦は若い頃は東京に働きに出たおしんの貯金で家を建ててもらったりしながらも、おしんを疎み…

名作。

幼稚園休園の余波を受けて子どもと過ごす日が多い。そんなわけで先週に引き続きドラえもん大長編映画シリーズをみているのだが、大人になってからみても考えさせられることが多い。舞台が宇宙だったり、大昔の地球だったり、地底だったり、魔境だったり、い…

栄枯盛衰。

今年の大河「麒麟がくる」について。いろいろと放送開始前にトラブルがあったものの、さすがは大河ということで始まってしまえばまとまったつくりになっている。去年の「いだてん」と比べればオーソドックスに徹した感はあるものの、光や色彩の使い方には真…

一人暮らし。

息子の幼稚園でも先週途中からいきなり休園となり、わが家も対応を迫られた。先々週の金曜には通常通り園を開け続ける、と宣言したところからのすぐの手のひら返しで正直面喰らうところである。そしてわが家はほんのひととき一人暮らし状態になった。いつも…

リセッション。

今週1週間を振り返っても、コロナ不況とも言うべき景気減退の兆しがそこかしこに見られるようになった。ここから3月末にかけて、少なくない企業の倒産が見られることになるだろう。マーケットもずいぶんと売り込まれた。とはいえ、去年の夏ごろなどと比べて…

利息で暮らす②。

(昨日の続き)体力が落ちればまた、それにあわせてやるべきこと、やらなくともよいことを選別しなければならない。そうなると、全力でやらなくともこれまでの資産(人脈だったり経験)を生かして比較的労力をかけずに成果を出せる領域を選んでいくことが大…

利息で暮らす①。

少し昔のマンガに、「30過ぎたら利息で暮らせ」ということが書かれていたことをふと思い出した。わが身を振り返ってもまさにそうなのである。31歳で子どもが生まれ、共働きの生活を選択したがゆえに、それまでのように時間を気にせず仕事をすることができな…

野党。

こういう情勢になると、心がざわつく投稿を目にすることが増える。東日本大震災のときと比べても、政治的な側面に絡めた意見の発信は増えていると感じる。ここ数年、僕自身は消極的に政権与党を支持してきた。もちろん政権与党にも反省すべき点が多いし、今…

行列。

トイレットペーパーの残数が少なかったので、不本意ながら行列に並んだ。家から少し離れたスーパー。最初は隣のドラッグストアの列に並んでいたのだが、店員さんが出勤するやいなや、「在庫、入荷ともにありません」と告げたので、列はバラバラになり、ちり…

ドラえもん大長編。

日用品や食料品の買い出しはあるものの、穏やかな週末。子どものプールも予定通り行われた。リスクを鑑みて中止にすることもできるが、できる限り普段通りにすることが精神衛生上もよい。家で録画していたドラえもん大長編映画をみる。もう30年以上も前の作…