蘇る。

久しぶりに温泉に。たいていはほどほどに疲れているので、温泉が身体にしみわたる。

 

温泉に来るときには、仕事をあまり溜め込んでいかないほうがいい。温泉に入ることで副交感神経優位になるので、そこでまたガジェットに向き合って、交感神経優位になると、身体の感覚がバグってくる。湯上がり、少し休んだら、早めに眠るのが吉である。

 

自然に朝早く目が覚める。できれば、空調ではなく、田舎の朝の爽やかな冷気に触れて朝を迎えるのが良い。朝風呂は早めに済ませて、早めに食事も摂って、もう一度横になる時間が取れるのが1番望ましいが、なかなかそういうわけにもいかない。

 

だんだん疲れやすい歳にはなっているものの、少し休めばすぐに気力も体力も回復してくる。これは、根雪のように疲労が溜まる前にうまく処理することができているのか、それともまだまだ体力の地力があるということなのか。いずれにせよ、コントロールをしっかりして、キャパシティオーバーにならないようにしていきたい。

濃い。

めまぐるしい1日。とうてい消化できない量の情報量のシャワーを浴びる。こういう時に、スパっと必要なものとそうでないものを取捨選択できる能力を持っていれば、、と思うのだが、そこまで器用でもない、という現実。

 

いろんなものをドーンと受け取って、お腹がいっぱい、ノドがからからになったところで、喉を潤そうとしてビールを流し込むとなんだか悪酔いがする。食事は飛び上がるほど美味しいし、高いところからの盆地を見下ろす景色は素晴らしいのだが、トイレにたびたび篭っては深呼吸をする。

 

早めの時間にお開きになって、さあこれから東京に戻るのである。ほうほうのていでお土産を買い込んで、もう一度トイレにかけこみ、新幹線に乗り込む。シートを倒して深く沈み込み、しばし目を瞑る。

 

しばらくして覚醒すると、関東平野である。滑るように流れる夜景を横目に、少しずつ頭のなかを整理しはじめる。金曜日が終わって、土曜日が近づいてくる。

両極端。

知り合いでもちょくちょく、大企業からコンサルを受託する人が増えてきた。えっ、個人レベルでそんな大企業から?なんていう話もある。かなりいいフィーが取れているに違いない。

 

もちろんそういう人は腕に覚えがあって、若い頃から確かなスキルを磨いてきた人たちなのだけど、大企業にそういう人がいなくなってしまっているということなのだろう。

 

働き方改革育児休業や介護休暇などなど、労働者にとって手厚い世の中になり、それでも事業としてはまわるようにはなってきてはいるのだけど、ゼロからイチを作る時のふんばりができる人材が、特に大企業ではいなくなってきている。そうなると、新規事業を立ち上げするのではなく、M&Aで新しい事業を買って間に合わせるしかないのであるが、それも玉石混交だとすると、外部の手を借りて事業を作り上げたり、整えていくしかないのである。

 

既得権とも言えるかっちりとしたビジネスモデルを築けている企業体のなかで働くと、確かにラクではあるのだけど、ジョブローテーションもありなかなかにツブしが効かなくなってしまう。親方として独り立ちすると、マーケットの風に常にさらされることにはなるが、いまのご時世では引き合いも多い。ちょうどいい塩梅のものは見つかりにくいものである。

十人十色。

個性的な経営者と面談。世間狭しと言えど、いろんなタイプの人たちがよくもまあいるものだと思う。人生は壮大な暇つぶしとも言え、仕事や事業などというものはもっと気楽にやればよいものなのかもしれない。

 

企業理念やクレドがますます大切な世の中になってきてはいるものの、そういったものがなくとも順調に事業を伸ばしている会社もある。自分のやることに意味を持たせすぎるのも考えものである。大切なのはカッコをつけすぎないことであり、ものごとの要諦をしっかり押さえておく、油断をしたりみくびったりしないことである。

 

自分のやり方が唯一無二の正解のように思わないことも大切なことである。とかく人は、自分が育ってきた環境こそが普遍的で、横展開できるものとして考えがち(特に成功体験などがあるとなおさらである)であるが、結局のところは成功のパターンは十人十色である。逆に失敗のパターンはある程度似通っている。

 

多様な人、事業のパターンを知ることが豊かな発想の根源となる。

たんと、たんと。

エナジードリンクを飲むと本当に眠れない。午前中に飲んでも寝られない感じである。その代わり一晩経ってもカフェインが効いている感じで、夜眠れなかった割に頭がシャキッとしている。一昼夜経っても疲労はこないので、いつこの波がどっと押し寄せるのか、戦々恐々としている。

 

だいぶ暑くなってきて、きょうは真夏の暑さに近くなってきた。汗をかくのはあまり好きではないけど、夏が来ると元気になる部分もある。

 

★★★

 

衆議院議員選挙の補選の結果なども鑑みると、世の中の人たちは、一度自民党に下野してもらおうと考えているようである。確かに最近の政治はひどいので、ここいらでお灸をすえるというのは必要なのかもしれない。定期的には必要なことなのだろう。それが良いことかどうかはわからない。立憲民主党がおそらくは政権を取るのだろうが、その政策に応じてマーケットは動くだろうから、それに沿った行動を取るまでである。

肉体労働。

町内会の活動で小学校の側溝清掃。重いフタを外して数年分、積み重なった土砂を取り除く。スコップだとすぐに腰を痛めそうになるので、泥取り用の鍬のようなモノがあり、これで土をかき出していく。

 

土の中にはありとあらゆる大きさのミミズが生息。なるほど、定期的に水が流れ込んで湿り気を保つ場所は、ミミズにとってはこれ以上ない居場所であろう。土自体も、校庭の土と比べると長い間水分を保っていただけあってふかふかしている。栄養価が高そうである。

 

ゴールが見えないような作業を炎天下で続けること2時間半で、校庭をぐるりと取り囲む側溝からあらかた土をかき出した。この作業、おしゃれなジムで汗を流すお兄ちゃんなどの余力をまわせないのか、などと変な妄想をしてしまう。この人手不足の世の中でも、力を持て余しているような人はいるのだから、そういう人と、人手が必要なところをもっとマッチングできたら、街のメンテナンスら楽になるはずなのだが。過疎地などに行けばそのあたりはなんでもDIYでやるような感じで、人的リソースの最適化が図れていくのかもしれない。

 

筋肉痛になった翌日、軽く打ち上げ。身体を酷使した後に飲む酒は美味いものである。。

逆転現象。

都内でもタイなど東南アジア系の人の姿をよく見る。日本から老後を東南アジアに渡航して過ごす人が減っており、逆に彼の国から、老後を日本で過ごそうとする人が増えていると聞き、さもありなんという感じである。バンコクに関しては日本とほとんど物価が変わらなくなってきており、日本の地方とでは逆転もありうることになってきているのだろう。それでいて、出される食べ物の味や、社会の整然さはまだまだ保たれているわけで、さまざまな国の人が日本を好む理由は増えこそすれ減ることはないのだろう。

 

仕事の打合せでアメ横のあたりにきたが、ここいらも街ゆく人の半分以上は日本人ではなくなった。食事が美味しいのは素晴らしいことではあるが、逆にそういうものが最もウリになってしまった国、というのはちょっと寂しいものがある。AIやガジェットなどの先端産業ではなく、かつての途上国のような経済モデルにだんだん近づきつつある。