要請と命令。

3連休、ほぼ日常と変わらない生活を送ってしまった。初日はIKEAでお買いもの。2日目は子どものスイミング。3日目は中目黒で花見と子どものランドセル選び。もちろんマスクはしていったし、手もしっかりと洗っているし、密閉された空間に長時間いないように気をつけてはいたけれども、特に食事スペースなどは気をつけても限界がある。周りを見ても、一時期と比べるとだいぶ警戒感が緩んでおり、もしかしたらこの3連休が感染拡大のターニングポイントになったかもしれない。逆に言えばこれくらい通常通りに経済を回しながら、感染ペースを抑えられるのならば、この国の公衆衛生レベルはたいしたものなのだが。


連休ラストにさいたまアリーナではK1のイベントが行われたようだ。政府もあいまいな自粛「要請」しか出さなかったなかで、中止に伴う補償も得られないなかでは、決行するしかなかった主催者側の気持ちもよくわかる。一方で、これが原因で感染拡大となれば、K1という存在自体が消滅してしまうだろう。スケープゴートになってしまった感があるのはなんともやるせない。