コロナの現在地②。

(昨日の続き)どちらにせよ、徹底的な封じ込めをしない限りは、集団免疫ができるまではある程度の人命の犠牲は払い続けなければならないことがよく分かってきた。ひょっとするとスペイン風邪のようにここから数年かかるのかもしれない。


ごくわずかな国を除けばどの国も100%の対応はできていない。ある意味でウイルスの存在がそれぞれの国の弱点をあぶり出しているようである。そして日本もまた、これを機にリモートワーク、リモートツールのさらなる定着、伸びるビジネスと消滅してゆくビジネスなど優勝劣敗がはっきりとしていくのだろう。


2020年がその大きな変化のスタートの年になったことが、ここ1ヶ月の動きを見ていれば確信できる。もう少しあとの時代に日本でも大きな地殻変動が起きるのかなと当初は思っていたが、こんな形でくるとは正直予想もしなかった。シートベルトはきっちり締めながらも、ハンドルをしっかり握って自分の行きたい方向に向かわなければならない。そして、自分のなかから湧き出てくる第六感や、好き嫌いや、違和感にちゃんと気づけるように、心を整えておくことだ。