2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

インパール。

ようやくNHKスペシャル「インパール戦慄の記憶」再放送の録画を見た。予想をはるかに超える凄惨さであり、失敗の本質が詰まっていた。当事者やその子孫の方々のインタビューには多少あいまいなものもあっただろうが、どれもが70年以上経ったいまだからこそ話…

復興とは。

朝からミサイルが日本上空を通過した日に、浜通りへ行く。いわきまでは何度か足を運んだことがあるが、その先は14年ぶりの世界だ。いわきから車に乗りこみ北上すると、やたらとダンプカーやプロボックスが目立つようになる。インターを降りると、コンテナに…

電話。

週初からこまごまと仕事が立てこんだ。だいたい平均すると1日20-30本くらい、時間にすると1時間以上電話をかけている。アポイントも、電話対応の時間を考慮して組み入れるようにしている。ひと駅分くらい歩くような時は、格好の電話タイムになる。もっとも、…

サライ。

8月最後の日曜日。24時間テレビは今年で40回目だそうだ。純粋なチャリティーじゃないだとか、障がい者の取り上げ方に問題があるだとか、最近はいろいろと叩かれがちなこの番組であるが、それでもここまで続いていることは凄いし、続けることに意味があるのだ…

1人遊び。

きょうは妻子がママ友会に出かけたので、単独行動である。休日に単独行動、というのは今の身分では非常に貴重な機会なので、半月ほど前からどうしようかと案じていたものの、結局溜めていた録画を見て、オフィスに顔を出して将来溜まってしまう懸念の高い作…

洗顔。

今週は残暑が厳しかった。外訪の多い週でもあり、汗をふきつつ都内をぐるぐる回っていた。汚い話なのだが、ここ数年加齢のせいか以前よりも顔が脂っぽくなったように感じる。そんなわけでフェイシャルペーパーを使うのだが、フェイシャルペーパー自体清涼感…

性格。

保育園の送り迎えをしていると、子どもにもそれぞれ性格の違いがあるのだなあ、と思わされる。息子が通っている保育園は明るくて穏やかな子ばかりなのだが、それでも少しずつ性格は違う。うちの子は基本的には恥ずかしがりである。朝の登園時は、保育園の玄…

絵本作家。

ふだん、家にいる日は寝る前に息子に絵本を読んでいる。1歳半の頃からかれこれ1年以上の習慣になる。以前住んでいた家の近くの図書館は分館であり、蔵書数も少なかったので、シリーズものの薄い絵本(例えば「こどものとも」)を読んでいたのだが、大きい図…

在日。

仕事で付き合いのある人のなかに在日(韓国・朝鮮人)や帰化した人がいく人がいる。そうした人の周りにも同胞の人がいる。いろんな人がいる。それらの人を見ていて思うのは、素晴らしい人とそうでない人の差が非常に激しいことだ。普通の日本人を遥かに凌駕…

人。

不動産も株式も高値圏で、ビジネスの世界でも買うものがない、と言われることが多い。投資で食っていく会社にとってはなかなか我慢の時が続いている。クラッシュによる下げがいつくるのかはわからないが、ひとつポイントを挙げるならば、これからの社会のキ…

ロードサイド。

久しぶりに複数のドン・キホーテのショップに出入りしてみた。店によって売っているものが全然違っていることにはじめて気づいた。ある店では品ぞろえを訪日観光客向けにシフトさせているし、別の店では生鮮食品も売っている。同じ業態でも、立地によって大…

Nスペ。

終戦記念日のシーズンということで、戦争関連で放映されたNHKスペシャルを見た。樺太地上戦、731部隊、空襲全記録。インパール作戦の回は見過ごしたので次の週末の再放送を待つ。どれも心に迫る内容だった。わずか72年前のできごとだとは、想像もつかない。…

ひたむきさ。

同年代でゼロから会社を作り、相当な規模にまでビジネスを拡大した人のところに久しぶりに行った。それまでもちょくちょく通ってはいたのだが、ここのところはちょうど相談するような案件がなく、半年以上ぶりの往訪になった。「男子三日会わざれば刮目して…

流転。

普段の日常が再開した。相変わらず、いろんな案件が目の前を通り過ぎていく。仕事をしている時間は満たされるなあ、と思えるのはありがたいことだ。それとともに、日ごろ懇意にしていた人が新しいステージに旅立つ話も聞く。僕たちはついつい、目の前にある…

専業主夫。

6日間、うち後半3日間は専業主夫状態での夏休みが終わった。後半3日間は2日は外出して1日は家にいたけれども、子どもと一緒に一日中過ごすのは簡単なことではないなあ、と改めて思わされる経験だった。元来子ども好きであるし、子どもとずっと一緒に過ごすの…

歴史。

終戦記念日だった。この時期になるときまって戦争に関するコラムをいくつか目にする。特に子どもに関連する話をよむといたたまれない気持ちになる。戦争を知る人がいよいよほとんどこの世を去りつつあるなかで、戦争のリアリティがなくなってきている。あわ…

夏の思い出。

お盆期間中は保育園も休みなので、息子と横浜のトミカ博へ。GWに大阪のトミカ博に行って以来、彼は毎日のように楽しみにしていたイベントで、事前期待の通りに満喫したようだ。閉場時間になってもなかなか会場から出ようとせず、4時間以上立ちっぱなしで足が…

甲子園。

育児も落ち着き、今年は比較的余裕をもって仕事と生活をまわせているので、数年ぶりに夏の高校野球をよくテレビ観戦できている。先週の金曜日、大会第4日は好カードが相次いだ。驚いたのは、午前6時半すぎに有料席が満員となり、7時には外野席も埋まったとい…

スコーク7700。

妻の実家へ。美味しいものを食べて花火もして満足して床に入ると、羽田発伊丹行きのNH37便がスコーク7700で羽田に緊急着陸したことを知った。おりしも8月12日、18時発。偶然という言葉では片付けることのできない、運命めいたものを感じずにはいられない。ち…

歩く。

秋にハーフマラソンに出るので、少しずつ身体を動かしはじめた。とはいえまだまだ暑いので自宅の周辺を歩く程度だけれども、坂が多いので立派な運動になる。狭い路地やらを歩いていると、小学生の頃に友達と街歩きをして遊んだことを思い出した。いろんな遊…

お盆休み。

お盆休み前の最後の平日。日中のオフィス街は心なしか閑散としている。暑さのおさまったビルの合間をてくてくと歩いていく。相変わらず仕事は舞い込んでくるし、頭のなかは整理されていないけれども、周りの雰囲気に流されて気持ちはゆるやかに落ち着いてい…

床屋。

昼間の暑さが遠のき、オレンジ色の夕陽に包まれる街を歩いていた。ふと、トリコロールのシマシマが目に入って、反射的に僕は床屋に入った。去年10数年ぶりに床屋に行って以来、僕は床屋で髪を切り、頭を洗い、顔そりをしてもらうようになった。それまでは千…

猛暑。

台風が北に去ってきょうは猛暑予想である。たぶん東京が猛暑日になるのは今年初のはずだ。そしてこれが今年最後の猛暑日になってくれれば言うことはないのだが。今年は太平洋高気圧の勢力が弱いように感じる。蒸し暑い日は多いけれども、太陽かギラギラと照…

ラーメン店。

誰に似たのか、息子は無類のめん類好きになってしまった。ごはんやパンの食事のときは、こちらが食べさせてやらなければ食べてくれない(最近ようやく自力で食べることも増えてきた)が、めん類となると放っておいても相当なスピードで平らげ、お代わりを要…

プールの天井。

土日は両日ともにスイミングへ。スイミング自体は11時からの1時間で終わるのだが、スイミングの前に公園で遊んでいたり、スイミングの後に食事をはさんで体力回復のための昼寝などをしていると、1日のスケジュールは早くとも16時くらいまで固定されてしまう…

昔話。

ここ数年仕事でたいへんお世話になっている人と食事をして、昔話になった。その人の昔話というのは幾度も聞いているが、この日ばかりは僕の聞き方の切り口が今までと違ったのか、これまでに聞いたことのない話が聞けた。もしかするとそれは、彼にとってあま…

ヤバい。

ふたたび大阪に戻ってきて、1日しこたま働いたあと、同業他社の方と食事。この業界の生き字引とでもいうべき大先輩である。会話のなかで「なんかヤバい感覚」というフレーズが印象に残る。この世界、もちろん数字は一定のロジックに基づいてはじき出されるも…

アワビ。

ふだん行くことのない四国へ。気温は高いもののカラッとしていて過ごしやすい。風が強く吹いていて、ここ数日の悩みが吹き飛んでしまったような心持ちになった。仕事を終えてまた大阪に戻る。途中で淡路島に立ち寄ってもう一件面談をこなし、せっかくなので…

変わるものと。

大阪出張。余裕のあるスケジュールだったので、合間に商店街をぶらつく。鶴橋、黒門市場、新今宮、、東京と比べてもびっくりするほど蒸し暑い日差しの下で、みな元気に商売をしている。ごちゃごちゃしていて猥雑な雰囲気は変わらないけれども、売っているも…

パラオ。

新幹線の座席に挟み込まれている雑誌を手にとってみると、地政学の特集をしていた。「地政学」は大学で講義を受けたことのある懐かしいワードだ。パラオの記事が出ていた。中国が定める「第二列島線」に位置するこの島に、経済的にも政治的にも中国の影響が…