妻の実家へ。美味しいものを食べて花火もして満足して床に入ると、羽田発伊丹行きのNH37便がスコーク7700で羽田に緊急着陸したことを知った。おりしも8月12日、18時発。偶然という言葉では片付けることのできない、運命めいたものを感じずにはいられない。ちょうどその頃は外に出て散歩をしており、急降下した同機が目視できたかもしれない状況だった。とにもかくにも無事に帰還して良かった。
御巣鷹からまる32年である。あれから機器も進化して、航空機もよりインシデントに発見、対応しやすくなったのだと思う。ただそれでも、確率論では片付けられない怖さがあると僕は思っている。
なにをそんなに怖がって、と思われるのは承知のうえで、それでも僕は出張などでも可能な限り陸路移動を選択するようにしている。事故率から言えば安全なのは分かっているけれど、飛行機に関しては僕の身体的な違和感のほうを大事にしていたいと思う。