ラーメン店。

誰に似たのか、息子は無類のめん類好きになってしまった。ごはんやパンの食事のときは、こちらが食べさせてやらなければ食べてくれない(最近ようやく自力で食べることも増えてきた)が、めん類となると放っておいても相当なスピードで平らげ、お代わりを要求してくる。

そんなわけで、家族で外食する際にもそれなりの確率でめん類の店に行く。僕が小さかった頃は、外食といえば回転寿司か王将だったのだが、わが息子にとっては、外食はすかいらーく系のファミレスであり、回転寿司であり(ここは変わらない)、各種ラーメン店だ。

そしてちょうど良いことにわが家の近くにはファミリー向けのラーメン店が多い。土日の夜なぞは店の中が家族連れ(しかもほぼ子どもは幼児)で埋まる。昔はファミリー向けのラーメン店なんてなかったように思う。そう思えば、数十年後もラーメンは市民から愛されるメニューであり続けるだろうな、と確信できる。その頃になっても僕も、ラーメンをすすり続けられる健啖家でありたい。