歴史。

終戦記念日だった。

この時期になるときまって戦争に関するコラムをいくつか目にする。特に子どもに関連する話をよむといたたまれない気持ちになる。

戦争を知る人がいよいよほとんどこの世を去りつつあるなかで、戦争のリアリティがなくなってきている。あわせて、差し迫った新しい危機に対するリアリティも持てていない、というのが現実だと思う。具体的に言えば、北朝鮮がもしミサイルを狙って撃ってきた場合に、本当に迎撃できる力がこの国にあるのか、ということだ。

はっきり言って、北朝鮮と話せば解決できる、などという考えはお花畑だし、一方で、日本が本気を出せば北朝鮮など一瞬で壊滅させられる、というわけでもないのだと思う。現実を直視せずに、自分の都合の良いようにものごとを解釈し、自分の感情のままに周りを扇動しようとするのはさすがに危険だ。

過ちを繰り返さないとわからないこともあるのかもしれない。でも回避できる可能性がある限りは、歴史から学んで回避する努力をする責任が僕らの世代にはあるのだと思っている。