猛暑日。

比較的がまん強いと思われるわが家でも、ついに今週よりエアコンが稼働をはじめた。息子は去年はベビーベッドで寝ていたが、今年は大人と一緒のベッドで寝ているので、人口密度が高くその分暑さを感じやすくなっている。タイマーをセットしてエアコンをかけても、切れてしまうと暑さを感じて目が覚めてしまう。眠りが浅くなってなんとなくダルさを感じる季節である。

ダルさを抱えつつもきょうも大阪へ。関東の朝は曇り空で涼しかったが、西へ向かうにつれて「ぎらぎら」とした太陽が地平を照らしはじめる。ワクワクする気持ちと暑さにうんざりとする気持ちが交錯する。

真っ昼間、35度を超える大阪の街をゆらゆらと歩く。やっとのことで地下街に入ると、気持ちもほっとする。下校の時間だろうか、見慣れた制服姿の小学生が熱気に顔をほてらせながら、地下鉄のホームでふざけあっている。昔の自分と、息子の将来の姿が交錯する。今夜は少し早めに新大阪から帰る。息子が寝入るまでに、家に着けるだろうか。