2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

西へ西へ。

ちょこちょこ移動しながら西へ西へと足を延ばして、生まれ育った町を宿とする。すっかりと遅くなって駅に降り立つと、下手なカラオケの音が聞こえてきたり、居酒屋やバルから賑やかな話し声が聞こえてくる。ずいぶんと社会も正常化してきたし、町に元気が出…

爛漫。

今週も週初からちょこちょこといろんなところに行った。まだ3月なのだが、桜が満開なのである。春爛漫という気分でなかなか上々であった。 人の動きも活発だ。どこに行っても電車も行楽地も混雑している。3月末なので、仕事をしている人であればなかなか暇で…

春天命。

長野に足を運ぶ。偶然の巡り合わせで深い関係になった人たち。これもなんらかの導きであろうし、乗り掛かった舟でもあるので、自分がやるように仕向けられた仕事なのだろう。包み隠すことなく自分の思っていることを開示して、信頼は得られたように思う。 い…

因果応報、それでも。

ドバイの地にいる、元参議院議員のガーシーさんが、実家が家宅捜索されたことに伴って、泣きの動画をアップロードしているのを見て、なんとも言えない気持ちになってしまった。 彼もまた同じように人の粗を暴露したり、家族も含めて弱いところを突こうとして…

リスクオフ。

ちょっと古い話になってしまったのだけど、クレディスイスが経営破たんに陥ってUBSに驚くほどの安値で買収されてしまった。15年前のリーマンショックを彷彿とさせる事態なのだが、そこまで大きなニュースにもならず淡々と経済活動が続いている。これは、よく…

進級進学。

わが家では今年は縁はないが、卒園式、卒業式のシーズンである。何年かが経てば区切りのある、児童、学生という身分がちょっと羨ましい。もちろん社会人にとっても、異動や転職という形での節目を感じることもあるのだが、基本的にはそういったものも中年と…

ココイチ②。

昨日に引き続き外食の話をば。きょうはココ壱番屋でランチ。考えてみれば4年ぶりになる。その昔は残業食事代を使って食事しにきたこともあるし、16年前くらい、東京の会社で働きはじめた時に先輩とよく外出先で食べたことを思い出す。あの頃もおカネがなかっ…

ガストの風景。

久しぶりに野暮用があってファミレスに来た。デニーズあたりはちょくちょく行っているのだがガストは久しぶりである。夜のゴールデンタイムあたりなのだががらんとしていて満席にはほど遠い。 店員さんが案内してくれるわけでもなく自分で空いている席に着く…

春の夜の夢。

既報の通り、WBCは日本が14年ぶりの優勝。決勝戦も素晴らしいゲームだった。本当に漫画のような出来事が重なってのフィナーレであった。野球って素晴らしい、と感じられることができて良かったと思う。 米国の打線の重厚感は凄いものがあった。あの打線を9イ…

栄冠へ。

春分の日。わが家は野球の試合で朝も早よから出かけていたのだが、日本列島は別の野球の試合で沸き立っていた。WBC準決勝である。既報の通り劇的な逆転サヨナラ勝ち。ストーリーとしては出来すぎだなと思う。世界最高峰の試合の緊張感が画面のむこうからでも…

季節。

3月も下旬に入り、いよいよ年度末、という雰囲気である。仕事柄10数年この時期はいろいろと立て込む。花粉症で身体をボロボロにしながら、31日まで遺漏なく走り切るのがひとまずの目標であった時期が確かにあった。その後多少閑職になったりで余裕のある年度…

出し入れ。

土曜は雨が降って、久しぶりにゆっくりとした週末になった。子どもを散髪に連れてゆき、撮り溜めたアニメを見て過ごす。勉強だの習いごとだのさせたい気持ちもあるが、まだ低学年なのだからたまには思いっきり自由に過ごせばよい。 自分自身も、夕方からは軽…

食生活②。

(昨日の続き)それがなんと、40歳を超えて、ここ2ヶ月くらいで、急にたくさん食べられなくなった。まだまだコンディションのいい時は大盛りの定食くらいは食べられるが、お代わりなどはさすがにできなくなってきた。お茶碗にちょうど一杯、くらいで充分に満…

食生活①。

15歳くらいまでは食の細い少年だった。身体もガリガリだった。朝ごはんなどはお茶碗に軽く一杯の白飯を食べるのに30分くらいかかっていたし、給食もなんとか時間ギリギリに食べ切るような有様だった(コッペパンのうち一つは大体持ち帰っていた)高校生にな…

マスクド。

今週あたまよりマスク着用が自由化されている。出張でいくつかの都市を回ったが、マスク着用率は95%くらいだろうか。全然先週までと変わっていない。自分自身も花粉がたくさん飛んでいる時期なので、まだマスクは手放せない。日本人はもともと心配性であり、…

めぐる。

「パパ友」との間で子育て論についての話題になる。もちろんまだ自分も含めて誰しもが子育ての真っ最中であり、なにが正解なのか、ということは分からない。もしかすると齢70を超えた自分の両親ですら、子育ての答え合わせをするタイミングではないのかもし…

大一番②。

(昨日の続き)試合は良い意味で予想を裏切って、初回から畳みかけての会心のゲームとなった。なによりも子どもたちも、大人たちも雰囲気が良かった。気持ちが乗るだけで、子どもたちは今まで思いもしなかった力を発揮できるのだということに月並みながら感…

大一番①。

日曜日は子どもの野球の大切な試合。土曜日はぐっすりと寝て、日曜の朝は自然に目が覚めた。金曜の夜は全然眠れなかったので、その反動もある。爆睡した翌朝独特の身体のだるさがあって、鏡を見ると目の下にクマができている。ほとんど一睡もできなかった日…

運を引き寄せる。

WBC、日本は予選ラウンドを4戦全勝で1位通過。準々決勝ではイタリアと戦うことになった。 大谷翔平の凄さが際立っている。壮行試合でのホームランにも度肝を抜かれたが、予選に入っても打撃好調は変わらず、また先発した中国戦でもしっかりとパフォーマンス…

トラックの荷台から。

ソンテウとジプニーの値上げの話を耳にした。どちらも懐かしい言葉だ。前者はタイの、後者はフィリピンの乗り合いトラックとでも言うべきか。ソンテウは比較的シンプルなつくりで、ジプニーはギラギラの装飾がついている。 これらの乗りものに腰を落として東…

ひとめぐり。

12回目の3.11である。もう干支が一巡りしたのだ。 Covid-19も衝撃的なイベントであったけれども、12年前に日本を襲ったアクシデントも、多くの人の人生を揺さぶることになったし、この自分もその1人であった。とにかくあの年はいろんなことを考えたな、とい…

目撃者。

3月8日、渡辺明名人への挑戦を決めるA級順位戦プレーオフが行われ、藤井聡太五冠が広瀬章人八段との対局を制して、挑戦者に名乗りを上げた。4月からはじまる名人戦はかつてない盛り上がりを見せることになるだろう。 谷川浩司九段が40年近く前に打ち立てた…

開幕。

いよいよきょうからワールド・ベースボール・クラシックが開幕となる。中国とのオープニングゲームは大谷翔平が先発を務める。きっと、1球も目を離せない戦いの連続になるだろう。 6年ぶりの開催になる。前回は2017年、もともと4年周期で2021年に開催される…

コオロギ?

コオロギが新しい食物として推されており、これに対して利権だの、陰謀論だのみんな好き勝手言っている。いまだかつてこれほどまでに、ブームに対して策略だのなんだのと叫ばれた時代はあったのだろうか。米国はCovid-19に対するワクチン接種率が低いままで…

病み上がり。

風邪がなかなか治らなくて、週末はかなり活動をセーブした。おかげで、というのもおかしいけれども、精神的にはゆとりをもって過ごせたし、特に日曜などは思いっきり惰眠を貪った。普段は夜の睡眠時間もけして長くないし、昼寝をしたとしても10数分も寝れば…

北越急行ほくほく線②。

(昨日の続き)ほくほく線にはかつては「はくたか」という特急が走っていた。在来線でありながら最高速度160キロをたたき出す列車であり、単線をそのスピードで突っ走るというのはスリルがある。普通列車も最高速度110キロで走っており、地方のローカル線ら…

北越急行ほくほく線①。

ここ1~2年仕事頑張るぞとか、人生を泳いでいくための心構え、みたいな息が詰まる話ばかり書いていた。自分を奮い立たせる意味でもあったのだけど、正直そろそろ飽きてきたので、ここからしばらくは目の前の日々と関係ないこととつらつらと書いてみようと思…

やるせなさ。

珍しく、現役大学生のお話を聞く機会があった。もう彼ら彼女らと地続きの世代だ、という感覚なぞ吹き飛んでいて、もはや自分の子どもに近い感覚である。遥かに遠くになりにけり、、 改めて直に話を聞くと、Covid-19がいかに若い世代からかけがえのない経験を…

トレードオフ。

花粉症シーズンがピークにきて、辛い日々である。なんとなく眠い状態が続く。自宅で仕事をしているとなんとなく昼寝をしたくなる衝動に駆られる。そこで横になって目を閉じればすぐに眠れるわけでもなく、自分が世界から取り残されているような感覚に陥った…

いまを生きる。

日銀総裁が今月で交代になる。アベノミクス、異次元の金融緩和とはなんだったのか、これから日本国民は思い知ることになる。既に社会保障の負担は耐え切れないほどに膨らんでおり、なかなかに今の世の中は働くことへのインセンティブが得づらい時代に入って…