春の夜の夢。

既報の通り、WBCは日本が14年ぶりの優勝。決勝戦も素晴らしいゲームだった。本当に漫画のような出来事が重なってのフィナーレであった。野球って素晴らしい、と感じられることができて良かったと思う。

 

米国の打線の重厚感は凄いものがあった。あの打線を9イニングで2点に抑えたのだから大したものである。若い投手がきょうもたくさん出てきたが、ビッグネームを抑えたことでさぞ自信に繋がったことであろう。これからのキャリアにつながる経験ができてなによりである。

 

2009年から2023年まで、日本でもいろいろなことが起こった。もちろんわたし自身もいろんなことが起こった。全て水に流してしまいたいと思うような時もあった。それでも、きょうこうして栄冠を勝ち取った侍ジャパンのように、生きていればいつか良いこともある、良い時も巡ってくるのだなあということを、優勝シーンを見て改めてかみしめた。

 

桜は早くも満開に近づいている。きょうは初夏のような陽気であった。万物は流れてゆく。