大一番②。

(昨日の続き)試合は良い意味で予想を裏切って、初回から畳みかけての会心のゲームとなった。なによりも子どもたちも、大人たちも雰囲気が良かった。気持ちが乗るだけで、子どもたちは今まで思いもしなかった力を発揮できるのだということに月並みながら感動した。主役は子どもたちであり、でも大人たちの蔭ながらの支えもなくしては掴み取れない勝利なのだと思う。

勝つことはもちろん大切だけれども、少年野球には勝つことよりも大切なことがある。その要素を無下にしないで、なおかつ勝つということが達成できるのはなんとも痛快なことだと思う。子どもどうしの付き合い、大人たちとの付き合い、大人どうしの付き合い、いろいろとはあるのだけれども、無理なことはせず、仕事と同じように、淡々と冷静に、バランスを取って目の前のことを積み上げていきたい。

夜は祝勝会となった。所用を済ませてから参加したので、途中からにはなったが、自分自身話したいことがたくさんあって、日付が変わってずいぶん経つまで、酒屋のビールケースに座り続けた。月曜の朝、眠いけれども、充実感はある。