食生活①。

15歳くらいまでは食の細い少年だった。身体もガリガリだった。朝ごはんなどはお茶碗に軽く一杯の白飯を食べるのに30分くらいかかっていたし、給食もなんとか時間ギリギリに食べ切るような有様だった(コッペパンのうち一つは大体持ち帰っていた)高校生になって、運動量の多い部活をやるようになって、初めてかきこむようにご飯を食べられるようになった。

 

それからは基本的にはよく食べるほうの人間だったと思う。定食屋さんなどに入れば大体は大盛りを注文していた。空腹を抱えたまま眠るということがなかなかできないので、眠りにつく1-2時間前にそれなりの量の食事を摂ることも多かった。それでも働きはじめるまではガリガリのままで、社会人になってようやく少し中肉に近づいてきたが、太るなどということとはずっと無縁でやってきた。

 

25歳になり、30歳になり、35歳になり、ずっとしっかりと食べてきた。特に白米をよく食べてきた。周りの人が糖質を気にしていても、構わず大盛りの白米、もしくはおかわりをして、それでなんともなかった。(明日に続く)