今週あたまよりマスク着用が自由化されている。出張でいくつかの都市を回ったが、マスク着用率は95%くらいだろうか。全然先週までと変わっていない。自分自身も花粉がたくさん飛んでいる時期なので、まだマスクは手放せない。日本人はもともと心配性であり、また相手を気遣う文化もあるので、この分だと真夏になってもマスク着用率はまだ50%くらいを保つような気もする。
さあマスクを外して新鮮な空気を思いきり吸うぞ、という意気でもあったのだが、いざ自由にやっていいですよ、となれば逆にマスクを外すのを躊躇してしまうのも正直な気持ちだ。自分の口元や歯を見られるには若干の恥ずかしさがあるし、マスクの付けすぎで口の周りの肌荒れもある。マスクは鎧のようなもので、いい具合に顔を隠すことができて心理的に楽になる良い部分もあったし、相手に唾が飛んだり、口臭を感じさせると申し訳なくなってしまうな、という気持ちもある。
というようなヌエのような思惑はあるものの、運動をする際や黙々と作業をする際にマスクを外しても良いのはありがたい。