やるせなさ。

珍しく、現役大学生のお話を聞く機会があった。もう彼ら彼女らと地続きの世代だ、という感覚なぞ吹き飛んでいて、もはや自分の子どもに近い感覚である。遥かに遠くになりにけり、、

 

改めて直に話を聞くと、Covid-19がいかに若い世代からかけがえのない経験を奪ったのか、ということに愕然とする。特に誰を責めるということでもないのだけど、やるせない気持ちでいっぱいだ。

 

子どもも若者世代も、この3年間はすごく我慢をしたと思う。神さまが誰にも公平であるならば、この我慢が報われてほしいと切に願う。いまの子たちは本当に我慢強い、というか我慢することが当たり前という感覚で生きてきている。その我慢のうえに、特にいまの老年世代は生きているということを忘れてはいけないと思う。

 

そういう意味では、ここから大きくこの国も変わるのだろう。それがどんな混乱や、もしかすると阿鼻叫喚を招くかはわからないけど、そうでもしないと浮かばれない部分もあるのかな、とは思っている。