2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

じっと待つ。

息子のピアノの発表会であった。昨年の9月以来のことである。以前はドキドキしながら客席から見ていたのだが、今回はリラックスしながら鑑賞することができた。心なしか息子も、そして今回の参加者も全体的に緩みがちで、フワフワしている感じであったのはち…

夏になると。

日曜夜から前泊。前にも泊まったことのある町、ホテルに行く。巡りめぐって、また自分の前にこの話がやってくるのだなあ、という思い。この週末はえらく蒸し暑かった。夏の入り口、一気に暑くなると身体にこたえる。空調の効きがいまいちよくない商業施設や…

流浪の人。

先週もあっちに行ったりこっちに行ったりの日々であった。ゴールデンウィーク明けの1週間こそ都内近辺をぐるぐる回るだけで終わっていたが、先々週と先週は移動距離が激しいことになっている。昔と比べれば徐々に堪える部分も増えてきている。労多くして得る…

野球の真理。

プロ野球は交流戦に入った。大型連敗したタイガースとファイターズもそれなりに息を吹き返してきている。気候も夏に近づき、投高打低も解消されて面白い試合が増えてきたように感じる。一方で、開幕からなかなか波に乗れないマリーンズ。佐々木朗希だけが気…

いまを生きる。

子どものマスク着用義務が徐々に緩和されてくる、ということで、これは歓迎すべきことだと思う。とにかくこの2年は子どもに負担を押しつけすぎた。実際の感染者数はともかく、社会は正常化に向かっている。2年ぶり、3年ぶりに会う人、そして夜のお誘いも格段…

初夏。

5年ぶりくらいだろうか。西日本、海沿いの小さな街に赴く。瀬戸内の海は穏やかで、心が洗われる。いつかこんなところでのんびり暮らせたら、と思う。粉ものを食べさせるお店に入る。座敷にあがり、旧知の方と交流する。懐かしい話で盛り上がるのも楽しいし、…

底打ち。

日本が国連安保理の常任理事国入りを果たす可能性が出てきているという。ロシアが常任理事国から外れることが確定的である以上、経済規模からしても日本かドイツか、ということになるのだが、米国は日本がその座に就いてもらったほうが御し易い、というのは…

力。

うーん、なかなかに忙しい。働きづめである。仕事自体は面白いし、充実感があるので、精神的な疲労感は少ないのだが、意識して休みを取っていかないと、身体の疲れが溜まってしまいそうだ。自分自身が体力があるのかないのか、なかなかに分からないところが…

運動会。

子どもの運動会であった。少し雨が降ったのだけど、最後には雨も上がった。去年に引き続いて、徒競走とダンスと玉入れの融合種目のみで、出番はあっという間に終わる。Covidの影響で接触系の競技などはできなくなったし、難しいところだとは思う。もちろん、…

pay forward.

管理職のマネごとのようなことをし始めて思うのは、管理職とは部下(この言い方ももはや時代遅れである)、もといチームメンバーにいかに気持ちよく働いてもらい、パフォーマンスを出せる状態を作り出すか、というのがメインミッションだよなあ、と感じる。…

北の大地へ。

北海道に2年3か月ぶりに降り立つ。ちょうどCovidが蔓延しはじめる頃であった。飛行機に乗るのもあれ以来である。久しぶりに、心臓が高鳴る経験もした。Covidによりいろんな動きが停滞しているように見えて、札幌もその近郊も、新しい開発が進んでいる。街自…

つなぐ。

大阪にて。朝から精力的に動く。非常に面白そうな話をいただく。こういうことがあるから、営業はやめられない。古典的だが、動かなければめぐりあいはない。いいこともあればそうでないこともあるけれども、できる限りペースを変えずに動くことが大切だと思…

震えて。

ほどよく空調のきいた部屋でウイスキーの水割りを飲んでいると、手が震え出した。テーブルの上のチョコレートをつかむものの、床に落としてしまう。これは酔いによるものなのだろうか、それとも気分の昂ぶりによるものなのだろうか。いつもよりも口が滑らか…

長い付き合い。

長い付き合いを続ける、というのはそんなに簡単なことではないんだな、ということを最近とみに感じるようになった。だからこそ、長い付き合いができる人を少しでも増やしたいし、そういう人が周りに多い状態こそが、目指すべき姿なのだなと思うようになった…

岩盤と潮目。

屋外でのマスクは不要では?という提起が少しずつなされている。この議論、来月になって海外からの観光客がやってくるようになると、さらに勢いを増すことになるだろう。とはいえ、マスクをつけることには慣れきってしまったし、すすんでマスクを手放そうと…

整理。

1か月に1日くらい、1人になって自分の身辺を整理する日があると本当に助かる。特にいまは、普通の日はめまぐるしく目の前にやってきたものを消化する日々で、自分から追いかけていくということがなかなかできていない。追いかけられるよりも追いかけるほうが…

本土復帰50年の日に。

きょう、5月15日は沖縄が本土復帰して50年の日になる。このところテレビでも沖縄関連の番組が多く、珍しくこまごまと視聴している。沖縄の歴史、そして彼の地が置かれた特有の事情などなどを学び、また沖縄の人たちと触れ合ったことを思い出して、改めて自分…

フォーカス。

最近ベッドに入るとともに5分以内には意識を失っているような気がする。悩みごとがないからなのか、それともクタクタになるまで毎日ことを為しているからか、真偽のほどはわからない。なんというか、人のことをあれこれ考えることは減ったように思う。自分が…

モッタイナイ。

マーケットがえらく下がってきている。おそらくはもう一段、二段の下げがあるのだろう。ほぼポジションを取っていないので、横目で大変やなーと見る程度である。かつては、労働所得に並ぶくらい金融所得があるといいな、などと夢想した時期もあったが、そん…

ジキルとハイド。

自分自身、二面性があると思う。情に厚く感情を揺さぶられやすい部分、逆に驚くほど冷酷な部分、それぞれが分人として併存している。基本的には前者の人格を出していることが多いのだが、ことなにかの価値判断をすることとなると、後者の人格が顔を出してく…

フライング。

子どもの野球の練習の手伝いをしていたら、メガネが吹っ飛んだのである。それも、イレギュラーバウンドでもなんでもない送球が、ミットをかすめて顔に直撃した。レンズが外れ、フレームがだらりと垂れ下がった。恥ずかしいことこのうえない。なんというか、…

ダークサイド。

なんというか、そこにいっちゃダメ、というサイドに堕ちていく人をよく見かけたこの2年くらいであった。もしかすると、これからさらにそういった人が増えてしまうのかもしれない。まあでも、現実世界が辛いものである限り、荒唐無稽なものや陰謀論に傾倒して…

片腹痛い。

予定の一本前の電車になんとか飛び乗ろうと思い、夜道を駆けた。ホームに降りたと同時にホームドアが無情にも閉まっていった。まったく、40歳を手前にしてなにをやっているんだろうか。そうしてジャケットを脱いでベンチに腰掛けると、途端に胃のあたりがキ…

てんとう虫。

どこから入ってきたのだろう、特急列車のガラス窓に、てんとう虫が落ちてきた。触覚をしきりに動かして、なにかをついばんでいる。連休のさなかであるが、この温泉街はしんとしている。ここもまた昭和の頃に人気を博したが、バブルの崩壊とともに勢いを消し…

変化と硬直。

昔はよく来ていた北関東のとある街へ。ここ数年は訪れるのも年に1-2回くらいに減っている。昔と変わらない、間延びしたメインストリートを流れる女性のアナウンス。2022年であることを疑うかのように、昭和の頃と変わらない空気が流れている。世界がどれだけ…

老境。

うーん、どうしたらいいものか。人生長く生きていると、いろんな人にぶち当たるものだ。もとより自分は30歳前後の頃から、親ほども歳の離れた人たちと上手く付き合うのが好きで、そのネットワークで仕事ができてきた部分も少なくなかった。それはそれで後悔…

炎上とレリジエンス。

地方から海外大学に進学した女子学生が炎上している。若い人が自分を表現しようとするのをよってたかって叩く周りの大人も醜いな、とは思う。僕自身はそこまで大それた人間ではなかったけれども、18歳から20歳くらいまでの頃のことを思い出すと、たぶん同じ…

天秤。

紋切り型、わかりやすい善悪の判断の先に真実はえてして存在しないものである。一方向からの議論に興奮してしまって気持ちよくしゃべってしまうことは危険である。口をモゴモゴさせて、時には身をよじりながら言葉をひねり出すくらいのほうが、ものごとは着…

父と子。

今年ものめり込むように見てしまう、大河ドラマ。第17回では源義高の悲劇が描かれたが、それにもまして、主人公北条義時の魂が濁っていくさまが描かれていた。辛い処断を繰り返しつつ、家に戻ってわが子と接するその姿、自分も同じような気持ちを抱いたこと…

いまを生きる。

GWらしいGWは3年ぶり。そういや、3年前は南紀白浜〜熊野古道から四国へと大移動をしていたんだった。なんだかずいぶん遠くにきてしまった思いである。旅行というものからもしばらく遠ざかってはいたけれども、やっぱり旅がないと人生に彩りが出ないよな、と…