北の大地へ。
北海道に2年3か月ぶりに降り立つ。ちょうどCovidが蔓延しはじめる頃であった。飛行機に乗るのもあれ以来である。久しぶりに、心臓が高鳴る経験もした。
Covidによりいろんな動きが停滞しているように見えて、札幌もその近郊も、新しい開発が進んでいる。街自体の歴史が新しいゆえに、再開発も非常にやりやすいのだろう。
朝は3時台から窓の外が明るくなりはじめ、あまり眠れなかった。カラッと晴れて、東京よりも暑いくらいだ。街の変化を掴むために自分の足で歩く。
この土地に足繁く通っていた4年前のことを思い出す。あれから、ずいぶんと変わったこともあれば、変わらない部分もある。いま改めて、良いネットワークのなかで仕事ができているだろうか、と自分に問い直す。
いろんな人が自分の目の前を通り過ぎていく。幸せな互恵関係はふとしたことで瓦解してしまう。だからこそ、いまこの瞬間の幸せやつながりは大切にしておきたいと思うようになった。そして、どんな局面になったとしても、自分を律し続けてポジティブに前進することを辞めないことこそが、次の扉を開く。