あの事件について。本来は書くべきではないのかもしれないけど、個人的に思うことを。あの日、何人かから「大丈夫？」という類の連絡をいただいたのだけど、自分自身のあまのじゃくな心が噴き出したのもあって、生返事をしたり、ちゃんと返事をしなかった。…

大阪市内の路線図を見てみると、中心部が碁盤の目になっていることがわかる。南北を通る主要な道路である「筋」、東西を通る主要な道路である「通」に沿って街が作られているので、地下鉄もその道に沿って敷設されてきたのである。これが東京であるとそうい…

もう何度も繰り返し書いてきているような気もするが、ビジネスを進めていくうえでいちばん大切なものは「信用」である。信用からカネを生み出すことはできるが、カネから信用を生み出すことはできない。信用を手放してカネを手にしたとしても、あとはそれを…

仕事で関西に。人間関係のメンテナンスをしたり、新しいことに取り組んでみたり。ここ10年くらいの関西は、もちろん全てが手放しに喜べることでもないが、総体としては良い方向に転び出しているのは間違いない。万博誘致が成功したこともテコに、どんどん街…

いつの時代も、社会構造のどこかにバグがあって、そこをうまく拾った人（企業）が収益を手にしている図式がある。2000年前後で言えばあの業界だし、今ならあの業界なのだろう。後からみればどう考えてもやりすぎであることが明白なのに、バブルの最中にはそ…

宿泊したホテルでサウナに行った。前にサウナに行ったのは年末の札幌出張の折で、夜の予定も入れず交互浴に没頭していた。あのときは2晩かけてとことん自分を掘り下げる時間を持つことができた。今振り返っても貴重な時間だったと思う。今回はあれからまだ半…

上原浩治、引退。100勝100ホールド100セーブを残した稀有な選手でもあるが、それ以上に要所で記憶に残るパフォーマンスを見せた印象が強い。ルーキーイヤーの活躍、その年の最終戦でベンチからペタジーニへの敬遠を命じられた際の悔しそうな振る舞いは今も鮮…

いちおう明確に管理職と呼ばれる身分になってしまった。「手を動かす作業などは下の人にやってもらってね」などと言われる場面も出てきた。実際、手を動かしてくれる下の人はいないし、自分自身そのつもりもないので戸惑いもある。そして気づけば、非管理職…

人生とはそもそも恥ずかしいものなのである。恥をかかないようにと常に意識しながら過ごす人生はひどくつまらないものなのである。あることで浮かれていた友人が、そこから奈落の底に叩きおこされるような事態に陥った。まあ、その張本人にも責任はないわけ…

赤の他人の「あっ、この人こんな行動をしてみすみす運を自分から手放したな」という瞬間には気づくのに、自分が同じようなことをしてしまったときにはすぐに気づけなくて、後からしっぺ返しを受けたときにようやく悟る、ということがある。どうやら僕は「謙…

知り合いのトップマネジメントの人たちが最近研修を受けていることが多い。当然ながら、リーダーやマネジメントとしての心構え、哲学に近いようなことを学んでいる。こうしたことを学んだとしても、すぐにカネ儲けに繋がるわけではないし、研修を受けている…

30代も後半になってくると、滅多なことでは怒られることはない。仮に客観的にみれば怒られそうなことをやっていたとしても、せいぜいやんわりと諭されるくらいだ。お互いそれなりの歳になると、叱ること自体がリスクを孕むようになってくる。かくして、あえ…

2歳の誕生日の頃からトミカに親しんでいたうちの息子だが、このお正月にレゴを買ってからはすっかりこちらに鞍替えしてしまった。とかく、フリーな時間になるとレゴに夢中である。朝の支度中にレゴに気が向いてしまうとえらいことになるので、仕方がないが隠…

トヨタの社長や経団連会長から、終身雇用制度の維持が難しくなっていくだろう、という旨の発言が出た。まあ、そもそも終身雇用制度すら、ごく一部の大企業や公務員に限られたものだったので、なんら衝撃もないのだが。とはいえ、ある程度オフィシャルにこう…

半年くらい前に、いきなりステーキに足しげく通った時期があって、ブログにもそのことを書いたこともあったのだが、結局4回くらいでやめてしまった。アプリだけがiPhoneに残っている。食べているうちにだんだん肉の質が下がってきていることを感じてしまった…

開幕してひと月半。パリーグは混戦になってきている。マリーンズやバファローズなど調子を崩しやすいチームが善戦しているから、などと自虐的に言うと哀しくはなるが、まあ采配がある程度まともであればちゃんとペナントレースの勝負にはなるわけで、毎年こ…

わが家の周りには、距離の近い順にくら寿司、スシロー、はま寿司とあるのだが、たいてい食べにいくのはスシローである。満足度では頭ひとつ抜けている。くら寿司は正直言ってメニューが品切れしていることも多いし、なによりもネタがあまり美味いと思えない…

久しぶりにバックパッカーだった頃の話を書いたら、ひとつ思い出したことがあった。18歳の頃から使い続けてきたバックパックとついこの間お別れをした。このバックパックをかついで見知らぬ土地で泊まったのは、延べどれくらいになるだろう。200泊は越えてい…

ポイペトという街の名前を聞いたのは数年ぶりのことだ。社会人1年目なので、14年前になるだろうか。バンコクからシェムリアップまで陸路で移動したときに通った街だ。 ちょうど国境を越えてタイからカンボジアに入ったところにある街だ。当時からカジノはあ…

退社時間ぎりぎりまで仕事をして、同僚とココイチで軽く食事を摂る。大きな交差点の脇にあるこの店に入るのは10年ぶりくらいだ。その昔働いていた会社では、残業食事代という制度があった。夕食代として1500円まで補助が出る、というものだ。当時は20代半ば…

令和に元号が変わってからの今週、日本の株価は毎日下落を続けた。10連休中に大きな下げがあるのでは、という話もまことしやかに囁かれていたのだが、蓋を開けてみれば、平日に入ってから世界のマーケットが激しく動きはじめた。その最大の震源はなんといっ…

新しい環境にて一番驚いたのは、お酒が好きな人が少ないことである。接待などが好きな人でも一切アルコールを飲まない人もいるし、普通に飲む人であっても、ほんの2杯くらいで終わらせる人が多いように感じる。ちなみに僕の平均的な飲酒量も2杯くらいである…

年中組に進級したうちの息子も、1カ月経ってだいぶん慣れたようだ。昨日は避難訓練ということで久しぶりに昼間の幼稚園に足を踏み入れた。朝方はかなり冷え込んだのだが、正午近くになると日差しが容赦なく照りつける。暑さも感じるなか保護者も並んで、園庭…

連休はいろんなところに行った。家族3人での普通の旅行もしたし、両親との旅行、数年に一度のレベルでしか会わない親族を訪ねる機会も持てた。それなりにオカネもかかったのだが、まあ子どもが一緒に動いてくれて、なおかつ乳児期などでもなく手がかからない…

ということで10連休も終わり、きょうから通常運転に戻る。今年は2-3月にも38連休を経験しているのだが、今回のほうが浦島太郎感が強い。なぜかと考えてみると、38連休の有給消化中は、仕事の資料の整理などもこまめに続けていたし、仕事関係で付き合いのある…

（昨日の続き）熊野本宮大社でいくつかの社に参拝する。途中、空を見上げると、鳥の大群に遭遇する。カラスだろうかトンビだろうか。いずれにしても、ただごとならぬ雰囲気を感じて、ここがまさに「よみがえり」の地なのか、と思わされる。社のなかでは、「…

GW前半は熊野古道に行ってきた。前々から行きたかったところである。紀伊半島南部を訪れるのはこれで3度目となる（白浜近辺にはさらに何度か行っているのでカウントしない）。最初は、中2から中3に進級するときに友人と連れ立って青春18きっぷで旅行に出たも…

いわゆる旧電電公社系の、お堅いお堅いはずの某企業が職種別採用をはじめていて驚いた。意外と、と言っては失礼だけれども、優秀なの若手の人材を確保するために、待遇を改善したりする気があるのだな、と思った。令和の世の中になって、ビジネスが動きはじ…

僕よりも断然仕事を抱えていたり、日々生産性高く仕事をしている人たちはみな、この連休で国内外のリゾートに行って時間を過ごしている。逆張りなどをせず、あえてみなが休む時に一緒に休むメリットは、心から仕事のことをシャットダウンできるというところ…

令和2日目は、クルマでの遠出になったのだが、数日続いた冷たい雨模様から一変、この季節らしい少し汗ばむくらいの陽気になったこともあってか、行き帰りともにひどい渋滞に見舞われた。1日でこれだけ疲労の溜まるドライブになったのも久しぶりだ。逃げ道が…