あの事件。

あの事件について。本来は書くべきではないのかもしれないけど、個人的に思うことを。


あの日、何人かから「大丈夫?」という類の連絡をいただいたのだけど、自分自身のあまのじゃくな心が噴き出したのもあって、生返事をしたり、ちゃんと返事をしなかった。心配してくれていること自体はありがたいことだし、自分自身が間接的なものも含めてなにか害をこうむったわけでもなかったのだけど、ちゃんと返事をする気にはなれなかった。もちろん報道もあまり見る気にもならない。


どうしたって、日々は続いていくものであるし、引きずられることなく淡々と生活を積み重ねていくしかないのだと思っている。とはいえ、哀しみの解消の仕方は人それぞれであって、知人友人とコミュニケーションをとることがそれに繋がる人もいるだろう。人それぞれだからどうしても相いれない部分もある。それはそれで仕方ないことだ。