叱られる。

30代も後半になってくると、滅多なことでは怒られることはない。仮に客観的にみれば怒られそうなことをやっていたとしても、せいぜいやんわりと諭されるくらいだ。お互いそれなりの歳になると、叱ること自体がリスクを孕むようになってくる。かくして、あえて叱るくらいなら放っておく、ということになるのだ。


そうなると、自分が間違ったことをしていたとしても修正されることがない。よっぽど自分のふるまいに注意して、間違ったことに気づくアンテナを持たなければ、修正されるどころかどんどん言動がひどくなっていくかもしれない。これはなかなかツラいものである。


まあ少なくとも、僕に関しては、自宅では毎日たっぷりと叱られている。それでもなお治らない部分もあるが。この歳になっても叱ってくれるというのはある意味ではありがたいことである。70歳くらいになっても叱られ続けるのだろうか。まあそれはそれで人間としてなにか欠落してしまうような気がしないでもないがww