鉄火場。

開幕してひと月半。パリーグは混戦になってきている。マリーンズやバファローズなど調子を崩しやすいチームが善戦しているから、などと自虐的に言うと哀しくはなるが、まあ采配がある程度まともであればちゃんとペナントレースの勝負にはなるわけで、毎年こうあってほしいものである。


仕事もほどよいくらいの忙しさなので、比較的ゆったりとした気持ちで夜には試合結果を追うことができている。チームによっては、ここ2-3年でラインナップがガラッと変わってきていたりもして、いよいよ世代交代なのだろう。ホークスはそのような変化を試みながらも首位にいるわけで、さすがの采配だと思う。タイガースやドラゴンズにも遅ればせながら新しい風を感じるので、期待している。


そんななかでちょっと気になるのは、リリーフピッチャーの酷使が目立つことだ。まだ春なのに、イニングをまたいだり、展開にかかわらず同じ投手が注ぎ込まれたり、というケースをよくみる。調子が良いときに使う、ということはもちろんあるのだろうが、どうみても1年はもたないだろうな、そして選手寿命を縮めてしまうだろうな、という気持ちが先に立ってしまう。まあ、一瞬でも旬な立場に立てれば、それだけでプロ選手としてはひとつの仕事を成し遂げた、と言えるのかもしれないが。。