哲学。

知り合いのトップマネジメントの人たちが最近研修を受けていることが多い。当然ながら、リーダーやマネジメントとしての心構え、哲学に近いようなことを学んでいる。


こうしたことを学んだとしても、すぐにカネ儲けに繋がるわけではないし、研修を受けている分、実際のビジネスに従事できる時間は短くなってしまう。それでも、遠回りだとしても、こういう研修を積み重ねることに意味はあるのだと思う。


世の中を見渡せば、不正なビジネスに手を染めてしまう有名企業は後をたたない。まっすぐに背筋を伸ばしてふるまうことが未だかつてなく求められている時代であるし、そうふるまうことが会社のみならず個人ひとりひとりの人生を守る、困ったときに周りの人が手を差し伸べてくれることにつながるのだろう。


マネジメントがしっかりとしている会社は、多少の嵐に巻き込まれても揺るがないし、危険を察知する判断力にも優れている。少なくともはたから見る限りはそのようにみえる。