2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

未熟者。

この年になると怒られることもほとんどないし、自分の殻に閉じこもって生きることもできなくはない。しかしながら、ここ1週間くらいは久しぶりに、自分の未熟さと劣等感を味わった時間であった。自分はある程度以上はできる人間だ、と思い込むことはけして悪…

自浄作用。

いままで静観してきたが、昨年の秋からの将棋界の騒動について言いたい。まずもって、これを機に将棋連盟の役員を現役棋士が務めるのは辞めたほうが良いのではないだろうか。先日辞任を決めた谷川会長も、棋士との二足のわらじで疲弊しているのは目に見えて…

越後湯沢。

今回は越後湯沢近辺に滑りに行ってきた。昔はスキーと言えばクルマを借りて行ったものだが、行き帰りの運転もしんどい年頃になってきたので、新幹線でアクセスしやすいところ、ということで目的地を決めた。あまりインバウンドを入れ込まないと思われたこの…

3年。

3年ぶりにスキーにきている。思えば前回のスキーは確か、妊娠が発覚した2日後くらいだったことを思うと、時間の流れを感じる。あの時は豆つぶほどもなかった息子は、いまや90センチの体躯となって横でスヤスヤと寝息を立てている。3年前と同じく1人でナイタ…

サンセット。

少しずつ日が長くなってきて、先日の保育園のお迎え時などは、まだ空が明るかった。少し得をした気分で、自転車にまたがる。保育園から家までの長い道のりは、息子にとってたくさんの車と出会う場所だ。行き交う車の種類をどんどん告げていく。そのうちに気…

一冊の本。

ここ数日、アパホテルに置かれていた漫画が南京大虐殺の存在を否定していたとして、中国本土の旅行社がアパホテルを予約リストから外す動きが出ている。僕自身、出張時の宿泊にはよくアパホテルを利用しているが、漫画の存在はほとんど意識したことがなかっ…

習慣化。

日々仕事や家事育児をするうえで、「習慣化する」ことの大切さをひしひしと感じている。1日のうちにこなしているタスクを丁寧に書き出してみると、おそらく100個を軽く超えるのではないかと思われる。ひとつひとつのタスクを「やらなければ」と意識してしま…

カネと器。

昨夜は相当遅い時間まで同業他社の同年代の人と飲みであった。2年前くらいにはその人は雲の上の存在に思っていて、仕事で訪問する際などはかなり気合を入れて臨んでいたのが、今となってはかなりフランクにお互いのことを話し合えるまでになった。未だもって…

年賀状。

週末の夜、年賀状の整理をしていた。1年前は面倒くささにかまけてデータをアップデートしておらず、今年の年賀状は届いたものをベースに作ったので、アップデートは2年ぶりになる。妻の分もあわせてアップデートしたのだが、驚くべきことに親族を除けば軽く…

遅延。

引越しして田園都市線ユーザーとなったのだが、先週は全ての平日で10分以上の遅延が発生していた。遅延といっても、遅れてきた電車に乗り込めば所要時間は変わらないだろう、というのがこれまでの僕の考えだったが、田園都市線は所要時間が容赦なく延びる。…

新しい時代へ。

ドナルド・トランプ、米国大統領に就任である。今ひとつ現実感がない。ということはこれからは現実感がない世界が始まるということだろうか。そんなボーッとしたことを言っていては、時代に置いていかれるのかもしれない。就任演説をざっと読んだ。誰の立場…

春を待つ。

このところ非常に寒い日が続いたので、10度くらいまで気温が上昇するだけで身体が暖かさを感じている。そろそろ、春の訪れを指折り数えて待つ季節が近づいてきた。僕が保育園の送り迎えをする日は、電動自転車に乗って長駆5キロ以上の道のりを走っていく。朝…

ふるさと納税。

一昨年からふるさと納税をしている。送られてくる返礼品はありがたいし、多少なりとも思い入れのある地域に納税できるのは良いことだと思うが、それに伴う申告手続きがたいそう面倒くさい。わが家の場合、これまでは医療費控除が絡んだり、これからは他の種…

あの頃。

きのう、阪神淡路大震災から22年の日を迎えた。1995年の冬から春にかけて、僕の目の前をいろんなことが駆け抜けていった。中学受験を控えた時期だった。僕の記憶が確かならば、大震災のあの日は、ちょうど滑り止めであり腕試しの私立中学の入試が終わった後…

ゆっくり。

毎年少なくとも一度は、雪による東海道新幹線の遅延にぶちあたってしまうが、昨日がちょうどそれであった。名古屋到着前から窓の外は雪景色となり、岐阜の市街地を過ぎると、東北を走っているかのように、雪深い光景が姿を現した。線路にもしっかりと雪が積…

白髪。

まだまだ引越しの余韻が残り落ち着かない週末を終えて、早朝から出張へ。月曜朝の出張というのはなんとなく落ち着かなくて、眠りも浅いままにもぞもぞと起き出す。金曜の朝からそのままにしていたヒゲを剃ろうと鏡に向かうと、頭髪に今までよりもさらに多く…

テレ東。

テレ東が面白い。休日の夕方にぶらりと見る探偵ナイトスクープも好きだし、時折思い出したように放送される「バス乗り継ぎ旅」シリーズも良いが、最近みて面白かったのは、「家、ついて行ってイイですか?」の新年スペシャルだ 。前からチラチラと見たことの…

右と左と中庸と。

韓国と日本の関係は、いったいどうしちゃったんだろう、と思う。お互いがお互いを敵視することにより、双方の国民(の一部の層)の人気取りをしている状況である。双方のトップに、この状況に歯止めをかけようというインセンティブが働かないものだから、も…

改元。

再来年の元日より、新天皇が即位し、新しい元号が使われることが明らかになった。東京オリンピックは新元号の2年に行われることになる。いよいよ新たな時代が始まる予感がする。新しい元号にはどのようなことにが選ばれるのだろうか、いまから楽しみで仕方が…

雪国。

出張では初めての北海道上陸を果たす。旅行を含めても、14年ぶりの上陸になるだろうか。函館駅前は吹雪いていた。地元の人に聞いてもこれほどの荒天は年に一度あるかないかだと言う。手袋をはめていなかった指先がにわかにじんじんと痺れてくる。顔に粉雪が…

はつ恋。

ふとした瞬間に、初恋のことを思い出した。ちゃんとした初恋をしたのは小学6年に差し掛かる頃だった。同じ小学校、同じ塾に通っていたMさんのことが好きだった。きっかけは覚えていない。気づけば好きになっていたのだと思う。ひとつ覚えているのは、彼女と…

リブート。

連休最終日は家でゆっくりと過ごす。年末年始は実家で過ごしたものの、自宅でこうやって何もない休日を過ごしたのは相当久しぶりである。引越しに伴うもろもろの手続きや買い物がようやく落ち着いてきた。日曜の夜半から雨風が激しかったが、月曜になって天…

サードプレイス。

スナックについての話の続きを。スナックはおっさんたちのサードプレイスではないか、ということを思いついた。スナックはまさに、家庭でも仕事場でもない第三の場所である。日本では働く男たちのサードプレイスがない、と言われ続けていたはずだが、どっこ…

一見と信頼。

年始に友人と久しぶりにカラオケボックスを利用した。子連れなので、子どもが飽きないような部屋を探して、関西中心に展開しているチェーン店のアプリ会員になって予約した。カラオケ自体は楽しかったし、サービスも良かったのだが、料金のシステムにはやや…

スナックと生態系。

大阪でよく行くスナックがあるが、その店は、いつも連れていってもらうその人『仮にAさんと呼ぶ)が、ダントツで太い客となっている。店にとってはAさんこそが生命線なのだ。常連客はみな、Aさんと仕事上で付き合いのある人たちである。もちろん関係はさまざ…

長駆。

引越ししたものの、保育園は転園していないので、僕が送り迎えをする際は長駆5キロほどの距離を自転車で漕いでいくことになる。電動自転車ではあるが、2歳児を前かごに座らせてのアップダウンは楽ではない。行き帰りともに、道のりも終盤に近づくと太ももに…

ダブルインバース?

さて早くも今年も5日目に入ったので、マーケットの予想でもしておく。予想というか、それにかこつけて自分の今年の方針を決めるようなものだが。去年を振り返ると、年初から円高進行と株安が進み、そのボラティリティは英国の国民投票でクライマックスを迎え…

紅白。

年末の紅白歌合戦は、リアルタイムでは寝落ちしてしまったので後半が見れていない。きょう録画の後追いなどでようやく見ることができた。2016年を振り返っても、世代を超えてヒットした、と言える曲もなく、これまでの功労者であるSMAPも出ないなかで、今回…

終わりと始まり。

今年の年末年始休暇もほぼ終わりである。夏休みの終わりのような残念感に包まれる。新しいシーズンがはじまったら始まったで、切り替えて頑張っていかざるを得ないのだが。。実家で過ごす年末年始は至福の時である。掃除も洗濯も、食事の準備もしなくても良…

箱根。

箱根駅伝が好きである。もちろんこれから始まる本番も楽しみなのだが、箱根駅伝フリークにとっては、もはや本番当日はオマケのようなものである。1年を通じて、各大学がどんな取り組みをしてきたか、練習や試合を重ねるなかでどんなドラマがあったか、そして…