遅延。

引越しして田園都市線ユーザーとなったのだが、先週は全ての平日で10分以上の遅延が発生していた。遅延といっても、遅れてきた電車に乗り込めば所要時間は変わらないだろう、というのがこれまでの僕の考えだったが、田園都市線は所要時間が容赦なく延びる。

ラッシュの改善策がこれ以上取れない、というのが辛いところである。用地の問題から複々線化は望むべくもない。ボトルネックとなっている渋谷駅の拡張ももはや難しい。東急も次期ダイヤ改正で早朝時間帯の電車を増発させて、オフピーク通勤を促すようだが、その手に頼らざるを得ない、ということは、実際のところピーク時間帯についてはもはや打つ手なしということなのだろう。

この問題をクリアするにはもはや、働き方を変えていくしかないのだと思う。とりあえず僕は、直行直帰をなるたけ増やし、ひたすらピーク時間帯を避け続けて生きていこうと心に決めている。子どもが働きはじめる頃には、通勤ラッシュなど昔話になっていれば良いのだが。