春を待つ。

このところ非常に寒い日が続いたので、10度くらいまで気温が上昇するだけで身体が暖かさを感じている。そろそろ、春の訪れを指折り数えて待つ季節が近づいてきた。

僕が保育園の送り迎えをする日は、電動自転車に乗って長駆5キロ以上の道のりを走っていく。朝は特に寒いので、保育園に着く頃には息子の手はかじかみ鼻水が垂れていることも少なくない。それではあまりにもかわいそうだということで、古着屋で買ったスキーウエアを着せることにした。手足がもこもこで、頭にもフードをすっぽりかぶってしまうと、息子も暖かくて気持ち良いようで、おしゃべりが止まらない。

「魔の2歳児」の言葉通りやんちゃな盛りのわが息子であるが、無理やりさせるのではなく、言葉で繰り返し説明して納得感を持たせれば、こちらのお願いや言うことを聞いてくれるようになったきた。それはたいそう根気のいることではあるけれど、しっかりと向き合って、日々一緒に成長していきたい。そう、親もまた成長させられているのである。