カネと器。

昨夜は相当遅い時間まで同業他社の同年代の人と飲みであった。2年前くらいにはその人は雲の上の存在に思っていて、仕事で訪問する際などはかなり気合を入れて臨んでいたのが、今となってはかなりフランクにお互いのことを話し合えるまでになった。未だもって学ぶべき部分は多いし、自分よりもかなり先を走っているプレーヤーであることには間違いないが、以前よりは関係が変わってきたように思う。

歳は2つしか変わらないのだが、当たり前のようにおごってもらっての飲みであった。そして驚いたことに、日々の夜の付き合いのほとんどを自腹を切って臨んでいるということを聞いた。人間としての器の大きさに感服する。

カネは天下のまわりものと言うけれど、ここまできっぷよく周りの人にカネをばらまくことのできる人はそういないし、もちろんカネが全てではないものの、これから長い間彼を中心にビジネスがまわっていくことは間違いなさそうだ。本当にカネの使い方を分かっている人だなあと思う。そして自分自身の人間としての器の小ささを思う。