時差出勤。

なんとなくどよんとした毎日なのだが、大手を振って時差出勤ができること自体は怪我の功名である。現在、日によってだいたい7時出社〜16時ごろ退社か10時出社〜20時ごろ退社の日を使い分けており、そんなに仕事があるわけでもないので、この振り分けがうまく機能している。


とりわけ、17時から18時台の帰宅時間帯の混雑がひどくなってきているので、ここを避けられることのメリットは大きい。以前にもまして20時ごろの電車は空きはじめている。むしろ16時台の電車のほうが混んでいると感じるくらいである。世の中はずいぶんと変わってきている。


今回の件が落ち着けば、時差出勤は普通のこととなり、リモートワークもさらに定着してくるだろう。そうなれば、不動産市況にも新たな要因が入り込んでくるはずだ。駅近であることに以前よりも重きが置かれず、周辺環境の良さが改めて見直されるのではないだろうか。


悪いことを挙げてもきりがないので、良い方向への社会の変化の兆しを数えながら、いまの嵐をやり過ごしていきたい。あとは、指をくわえているだけでもいけないので、機会は虎視眈々と狙うのみだ。