眠りにおちる。

いまの職場でも引き続きそんなに遅くまで残業することもないので、たいてい毎日息子とお風呂にはいっている。そしてこの季節息子は湯船に浸かると睡魔が襲ってくるようで、たいていは瞼が下がりコクリコクリとなってしまう。お風呂に入るまでは元気だったのが、まるでスイッチが切れてしまうかのようだ。 お風呂からあがってベッドに入ってからも、5分と経たずに寝息が聞こえてくる。この寝つきの良さは誰に似たのか、羨ましい限りだ。僕の小さい頃は寝る時間は早かったが、布団に潜ってからも眠りにつくまではもう少しうだうだしていたように記憶している。 5歳、思い返せば自分がその歳の頃はもうかなり自我が芽生えて、幼稚園の人間関係や親との関係のなかでもいろいろと考えていたようにも思う。うちの息子は親の前ではそんな素振りも見せずに無邪気だけれども、そろそろ親の知らない世界を創り出す頃なんじゃないだろうか。 寝る前や朝ベッドから起き出す前にはギュッと抱きしめているけれども、いつまでそれもさせてもらえるかな。