もうひとつのブラックスワン。

コロナウイルスの件で、これがいろんな場所でのアク抜きのいい機会になると書いたのだが、もしかしたら1番のアク抜き、膿出しとして、中共政権が崩壊するのでは?というシナリオを意識せざるを得なくなってきた。


もちろん、今回の件への対処には素晴らしいものがあるし、日本も見習わなければならないとは前にも書いたのだが、ここにきて、いやそこまで満点の対応ができているだろうか、迅速な対処の裏には虐げられた人たちもいるだろうし、相変わらず情報の隠微もありそうだ、そして独裁手法であるがゆえに、一度打ち手を間違えたときの修正がなかなか効かず、後戻りできないところまで行ってしまうのではないだろうかとの懸念も感じる。


ソ連も、チェルノブイリ事故をきっかけにそこから5年で国家が崩壊した。こんにちの中国は経済もはるかに発展しており、そこまで悲劇的な崩壊シナリオとはならないまでも、いまの武漢市内の映像を見る限りは、ただごとでないことが起こっていることは想像に難くない。これが他の大都市にも飛び火すれば、いよいよなにかが起こるかもしれない、と思っている。