2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

墓穴。

2月9日のエントリで、三浦九段の手記についてコメントしたけれども、驚くべきことに、その手記のなかで言及されていた件の観戦記者が、弁護士を雇って渡辺明竜王のウェブ上での批判を弁明する文書を公開していた。なんというか、開いた口が塞がらない。文書…

個性。

週末は弟が引越しということで、弟の子どもを預かって過ごした。わが息子と月齢でわずか1カ月の違いである。仲良く過ごしてくれてよかった。普段は大人2人に対して子ども1人で過ごしているので、子どもが2人になると見えてくるものが変わる。と言うか、うち…

創業期。

いま勤めている会社の創業期を知る人と、食事をする機会があった。僕から見れば、非常に頭が切れて、ものごとの本質を見極めることに長けている人だ。いわゆるベンチャー企業と呼ばれていた時代の話である。少ないスタッフで、1人何役もの仕事をこなしていく…

スタイル。

週末の大阪行。昨日も寒空の下を駆け回った。営業であるが故に、足で稼いで情報を取り、数字を取ることを是としてここ数年動いてきたが、そろそろ自分自身のスタイルも変えていかねばならぬ、という気持ちも湧き上がってくる出張の一日だった。頭の切れ味も…

「恥」。

久しぶりに新しいジャンルの仕事に取り組むことになった。日頃手慣れた仕事とは勝手が違うので、ささいなことにも神経を使ってしまう。最近は感じたことのない緊張感に、気が引き締まる思いである。ぎこちなく手順を進めているうちに、「恥」をかくことに対…

春眠。

日ごとに春めいてくるのを感じる。気温はさほど変わらなくとも、土に湿り気を感じ、新しい芽が出てくる気配を感じる。今シーズンは、バルコニーにカブトムシの養育ケースを置いているからか、例年よりもその感覚が強い。それとともに、花粉の飛散も感じるよ…

心を動かす。

金融の仕事をしていてつくづく思うのは、最低限の知識やスキルは別として、この仕事に最も必要なものは人間力、もっと言えば人の心を動かす力である、ということだ。心を動かす、と言ってもマインドコントロールとは似て非なるものである。それは部下にモチ…

原発。

昨日は昼すぎから自宅を出て、出張先に前乗りであった。日曜の夕方の移動で久しぶりになにものにも煩わされることのないゆっくりとした時間が取れるかと思っていたが、友人とのラインのやり取りや、溜まっていた仕事関係の資料の読み込みなどをしているうち…

親離れ。

妻の友人たちがわが家に遊びにきてくれた。子どもたちも何人かきて、わが家の子ども部屋はさながら保育園のようだ。うちの息子が赤ちゃんだった頃からのおもちゃを捨てずにとっておいてよかった。役に立った。どの子も可愛いのには違いないけれど、やっぱり…

揶揄と責任転嫁。

最近仕事でよく協調する社外の人(Aさん、とする)が、こちらが紹介したお客さんに対して手違いを犯した。僕としては、ディールが流れ自社の評判を落としかねないことであったので、Aさんに対してやんわりとクレームを入れたのだが、彼はこともあろうに、「…

地殻変動のとき。

7年ぶりに、会社が大きく変わろうとしていることを感じている。もしかすると、ここ数年のことは、穏やかな夢だったのかもしれないと思わざるを得ないほどに、足元で地殻変動が起きている。7年前は、地を這うような時間を過ごしていた。毎月の給与支給日に、…

東芝。

東芝もついに行きつくところまできた、という感じである。ここまでの混迷に至ったのはどう考えても経営陣の責任である。そして此の期に及んで優良事業の切り離しを行なって会社を存続させようとしているのはもはや理解に苦しむ。早い段階で法的整理に持ち込…

採血の春。

1年で最も憂鬱なイベントである健康診断(採血)を無事終えた。毎度のことながら、お勤めを終えて娑婆に出てきたような気持ちである。1か月ほど前、健康診断の日程の案内が来る頃から、この憂鬱な季節ははじまる。まだ先だと思っていたイベントが、思いの外…

格差。

幼児教育に携わっている友人と久しぶりに話す機会があった。その話によると、最近の子どもの知能レベルは昔よりも高くなっているらしい。もっと正確に言えば、昔であれば100人に1人くらいの割合でいたレベルの子が、いまは100人に5人くらい、東京都心部など…

涙。

おおむね順調に育っているわが息子。最近になって、気に入らないことがあるとすぐに大粒の涙を落とすようになった。むろん、この歳なので泣くという行為は日常茶飯事なのだが、昔からこんなにポロンポロンと出していただろうか、と思うくらいに大きな涙であ…

熱病。

金曜夜の会食は、夜景のよく見えるタワーのレストランだった。こういうところで会食するのは珍しいし、プライベートでももはやとんと行くことはなくなったので、懐かしさを覚えながら食事をした。ちょうどはす向かいの席では、窓に「happy birthday」と描か…

自由と自律。

今週も寒い日が続いた。今年の冬は幸いなことにまだ風邪を引いていない。ほぼ毎日マスクをするようになった効果が出ているのかもしれない。★★★最近組織から独立した方と歩調を合わせて仕事に取り組むことがちょくちょくあるのだが、そのような方の姿をはたか…

時代。

先日、とある取引で事業会社の財務の方とお会いした。某メガバンクから50歳頃になって出向、転籍したというまあよくあるパターンである。あいさつもそこそこに、聞いてもいないのに銀行時代の経歴を話しはじめる。30歳の頃は何をしていた、40歳の頃は何をし…

三浦九段。

先日、スマホ使用疑惑が晴らされた三浦弘行九段によるインタビューがWebに掲載された。いろんな思いのこもった文章だった。支えとなった仲間の棋士のこと、谷川会長のこと、家族とファンのこと、、三浦九段らしく実直な言葉で、その心境が綴られていた。その…

垂れ下がり。

ここ数ヶ月よくある水戸出張。偕楽園の梅の花も咲き始めていた。花粉が飛び始めたのを感じるけれども、ぼんやりとした春の空気感は嫌いではない。列車の窓から射し込む日差しも柔らかい。★★★長らく続いてきた不動産マーケットの高原状態も、そろそろ終わりに…

睡眠。

ここ数年夜になるとすぐ眠くなる体質になっているのだが、最近はその傾向が一段と強まっている。出張や飲み会がある日はそれでも問題ないのだが、ほぼ定時で切り上げて息子を迎えに行って帰る日などは、日付が変わるはるか前に熟睡している。保育園から長駆…

90年後。

朝夕、息せき切らして武蔵小杉の連絡通路を小走りで移動していると、「90年後の武蔵小杉」というテーマで絵を募集しているのが目に入った。どうやら武蔵小杉駅開業90周年企画だそうだ。90年後、2107年の武蔵小杉を想像してみたが、正直悪い予感しかしない。…

追憶。

先週つくばに出張した際に、お客さんと一緒に居酒屋に入った。お客さんの行きつけの居酒屋だったので店長があいさつにきて、「瓶ビールをサービスで出すので、伝票に恵方巻と付けてもらえませんか?」ということを提案してきた。結局のところ恵方巻の代わり…

既視感と。

ニュースは毎日、トランプの名前が飛び交っている。選挙の時と同じように、メディアの希望的観測は打ち砕かれ、トランプは自身が掲げた政策をそれがさも当たり前だと言わんばかりに実行に移している。驚くべきこと、と言ってしまうのは不適切なのだろうが、…

オクトパス。

新大阪駅のお土産店で、「オクトパス」の置き物を見かけた。文字通りタコの置き物で、「置くとパス」とかけた受験の御守りである。「置くとパス」を初めて耳にしたのは忘れもしない、17歳の夏、友だちと大阪から夜行バスに乗って大学のオープンキャンパスを…

お化け。

久しぶりに朝から晩までたっぷりと大阪である。昼間に山盛りの案件と側面情報を蓄えて、夜は北新地に立ち寄る。昔から関西の花街では節分に「お化け」という風習があるようだ。2月2日と3日はホステスやスナックのママたちが、思い思いの仮装をして街を歩く。…

Lサイズのオムツ。

息子は長らくLサイズのオムツを穿いてきたのだが、このたび、ワンサイズアップして、ビッグサイズのオムツに切り替えることとなった。記憶が正しければ、Lサイズのオムツを穿きはじめたのは1歳になる手前だったので、足掛け1年以上もLサイズのオムツを穿き続…