スタイル。

週末の大阪行。昨日も寒空の下を駆け回った。営業であるが故に、足で稼いで情報を取り、数字を取ることを是としてここ数年動いてきたが、そろそろ自分自身のスタイルも変えていかねばならぬ、という気持ちも湧き上がってくる出張の一日だった。

頭の切れ味も良くなくて、夜の付き合いもあまりしない自分が、唯一周りの人に負けない部分があるとすれば、それは昼間の行動量とその密度だと思っていたが、いつまでそのようにレベルの低いことを唯一の武器としていくのか?という至極真っ当な壁にぶち当たっている。

高いレベルの行動量を維持していれば、自分自身の満足感も高く、周りからも、成果を抜きにして行動量だけで充分評価されるはず、などという甘い幻想に囚われていた。あくまでも、自分の身ひとつ、獲得した数字だけで評価される、という至極当たり前のことが抜け落ちていた。

即座に今までの自分のやり方を否定するつもりもないけれども、漫然と今まで通りにやっていては、どこかで行き詰まるし、自分の意図が相手に刺さっていないことが多いことにも気づけずにいたと思う。