揶揄と責任転嫁。

最近仕事でよく協調する社外の人(Aさん、とする)が、こちらが紹介したお客さんに対して手違いを犯した。僕としては、ディールが流れ自社の評判を落としかねないことであったので、Aさんに対してやんわりとクレームを入れたのだが、彼はこともあろうに、「部下が勝手にやってしまったことで、すみません」という切り返しをしてきた。誰が犯したミスなのか、ということよりもまず、そういう弁解の仕方を残念に思った。

なぜ、Aさんはそのような言動に至ったのだろうか、としばし考えていた。もしかすると、彼のメンタルは相当追い詰められているのかもしれない、という結論が頭をもたげてきた。昨秋より若くして相応に重責なポジションを任せれており、夜の付き合いも含め日々多忙を極めていることは聞いていた。

彼とはLINEのやり取りもしているけども、最近心なしか人を揶揄するような発言が増えたのも気になる。それだけ自分自身も余裕がないのかもしれない。残念、という気持ちよりも、この先大丈夫かな、という不安のほうが大きい。かといって、そのあたりを面と向かって言うわけにもいかないし、悩みどころではある。