幼児教育に携わっている友人と久しぶりに話す機会があった。その話によると、最近の子どもの知能レベルは昔よりも高くなっているらしい。もっと正確に言えば、昔であれば100人に1人くらいの割合でいたレベルの子が、いまは100人に5人くらい、東京都心部などでは100人に15人くらいの割合で見かけるようになっているという。少子化で日本は人材を輩出できなくなるだろう、などというのは杞憂であったわけだ。
一番の理由は、僕らの少し上の世代から、女性がどんどん高学歴を獲得するようになったし、当たり前のように大手企業に総合職として入社して、社内結婚したり学生時代に付き合っていた人と結婚したり、という人が増えたことにあるのだと思う。遺伝子と環境の両方の要因で、秀才や天才の生まれる確率が大いに高まっているのだ。そういうご家庭だと、軽く世帯収入2千万超を叩き出すパワーカップルであり、幼児教育からふんだんにお金を落とすこともできるし。。
同世代内での格差拡大につながる恐れもあるし、手放しで喜べることばかりではないのだが、そういう優秀な子どもが増えるということは、未来も案外明るいのかもなぁ、と勝手ながら思ったり。頼みますよ、キミたち、などと、グランツリー武蔵小杉の屋上庭園などで思ったり。