2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

暴力。

スイミングにお迎えに行ったところ、息子が泣いて出てきたのである。聞くと、着替えをしているさなかに誰かに何発か頭を叩かれたのだという。ふいに誰かに暴力を振るわれる経験なんて今の子はそんなにないだろうな、ということを思った。 自分自身が子どもだ…

天の配剤。

金曜からここまでいろいろあった。野球だけということもなくて、バラエティ豊かな週末であった。最近は週末も半分くらいは仕事が侵食してしまっていたのだが、完全にとは言わないまでもこの週末は仕事から離れていいリフレッシュの機会になった。 人間頑張ら…

おもちゃ。

うちの息子に第二次仮面ライダーブームがきている。きっかけは定かではないが、YouTubeも仮面ライダーばかり見ているし、クリスマスにはサンタさんから仮面ライダーのバックルセットをもらっていた。さらにはお年玉で自分で追加でギアを買うほどの力の入りよ…

親戚。

少し前のことにはなるのだが、親戚のおじさんが亡くなった。小さい頃から何度も遊びに行って、可愛がってくれたおじさんだった。自分自身の身を振り返ると、30年前に比べて親戚付き合いが減ったのは確かだろう。子どもの頃は、お年玉をもらいにお正月は親戚…

腐れ縁。

旧知の友人と話をする。ああ、その昔、5年前くらいだっけか、その時にいた場所から抜け出そうとしてもがいては、その人によく会っていたな、ということを思い出す。やがて、同僚として一緒に働くことになり、いくつかの仕事を共に成し遂げ、そして誰かれとも…

お休み。

朝の支度が終わって、ひと足先に妻が仕事に出かけて、さてきょうも9時前くらいには家を出るかと気もそぞろにワイシャツを羽織った頃、急に息子が「のどが痛い、きょうは学校に行きたくない」と言い出した。一瞬、もう仕事に行くから休むなら1人で留守番して…

申告。

確定申告を済ませる。去年は少し複雑な申告を必要とする状況にあって、1年前くらいから大変だなぁ、憂鬱だなぁと思っていたのだが、一念発起して動いてみたら、2時間ほど税務署で悪戦苦闘したもののすんなりと終わらせることができたので、拍子抜けしたとい…

雨水。

今年も季節の進みが早い。24節気の「雨水」の名の通り、氷が溶けてきてフレッシュな水が流れ出したような感覚を覚える。それとともに花粉も飛散をはじめたり、なんだか暖かくなってきたせいか眠くなってきたりもしているけれども、それも含めて春がきたんだ…

学びとデジャヴ。

思い込みというのはやっかいなものである。仕事で部下に作業をお願いするときに、「これまでのキャリアからして、これくらいはこの納期でやってくれるだろう」という見立てを勝手に立てて依頼するものの、いっこうに進んでいる気配がない。サボっているのか…

老成。

温暖な地方に行く、もうこの時期から早咲きの桜がかの地では花開いている。偶然の産物からこの地域に足を踏み入れることになったのだが、いい場所だなとつくづく思う。 この地域が最も栄えたのは、昭和40-60年代なのであろう。バスが1日に何台も横付けになり…

見つける、ひらめく。

煮詰まっていてアイディアが出なかったものが、現地に赴いたり、現場に身を投じてみることでふとした瞬間に閃くことがある。これは日がな家に篭っていては巡り合わない類のものだ。 最近はまた地方に足を延ばすことが多い。これ自体は前々職の15年前くらいか…

声。

毎日好きなようにしゃべっていることが多い。果たして自分のしゃべりは周りの人にどう聞こえているんだろうと思うことがある。興奮すると声も大きくなるし、しゃべり方も多少荒っぽくなることは自覚している。しかしながら、回りくどくバカ丁寧に言葉を重ね…

臭い飯。

久しぶりに量販店で安い米(ブレンド米)を買ったところ、ひどく不味い代物であった。これはまいったなあと思いながらも10キロ買ってしまったので、捨てるのもしのびなく、我慢して食べるしかない。しばらくはおかずや調理方法を工夫してしのぐしかないなあ…

恩送り。

不意に、自分がどんな仕事をしてきて、その時々でどんな感情を持って、その感情に突き動かされてどんなふうに人生の選択をしてきたのか、ということを思い起こす機会に直面した。それはまるで図ったかのように突然に自分の目の前に現れてきた。 いま自分が取…

抗う。

土日を挟んで10日間くらい出張の日々が続いていた。毎日お湯を張って浸かるようにしたりといろいろと身体のケアをしてきたつもりではあるものの、思った以上に疲れが蓄積していて、月曜はなんだか気の抜けたような感じで過ごしてしまった。これは単に加齢に…

仲間。

先週の出張では数年来の付き合いのある方と北新地で食事。北新地で食事をしたのも久しぶりだ。考えれば2年ぶりくらいになる。さんざんダメージを受けたこの街も不死鳥のように蘇ろうとしている。人間の本能や行動様式というのはあまり変わらないものだ。 こ…

かわいい復讐。

もう既に少し前の話になってしまうのだけど、スシローでの迷惑行為が話題になった。価格帯が安めの飲食店にとってはたまったもんじゃない迷惑なのだけど、これくらいのことは実際はよくあるのだろうし、諸外国と比べればなんと可愛いレベルの犯罪かと思う。…

準備が半分。

先週と今週はほとんど出張であった。生来出張は好きなのだが、これだけ続くと、しばらくは東京で過ごさせてくれ、という気持ちになる。それでも2週間くらいするとまた、どこかに行きたくなってソワソワしてしまうのだけど。出張の成否は行く前に半分は見えて…

子どもの成長。

うちの子が習いごとからの帰りに量販店に寄ってそれなりの金額の買いものをして帰ってきた。お金の使い方、という意味では怒るべきなのかもしれないが、なんだかそういう気にもなれず、それよりはむしろ、よくそういうことが成し遂げられる年齢になったなあ…

つまづきの原因。

ダメになる会社、ダメになる人には相応の理由があるのだ、ということを、長年の経験から感じる。もちろん、自助努力ではどうにもならない、景気循環も含めたタイミングの悪さもあるので、ダメになったからといって全てやり方、ものごとへの向き合い方が悪か…

マネジメント修行。

ついつい、チームメンバーに強い口調を放ってしまうことがある。それは自分としても意図を持ってのことではあり、皮肉を言うよりはまだマシだとも思ってはいるのだが、冷静になってみると、あんまりよろしくないよなあ、と反省する。人に変わってほしいと願…

泥水を吸う。

同じ仕事をしている仲間には、人生の途中で家庭が崩壊してしまった人、精神的にしんどくなってしまった人も少なくない。それは、仕事自体がなかなかにハードで、時には家庭を顧みずに仕事に突っ込まざるを得なかった(これは、そうしないと生きる糧が得られ…

恢復の場所。

小学校からの親友が結婚して、父親になった。月並みだけど嬉しいものである。もう35年くらいの付き合いになるんだろうか。最近、子どもの頃の記憶を思い返すことが少なくなっていた。目の前のことに邁進しているからこそなのかもしれない。自分の息子と自分…

春が立つ。

暦のうえでは立春。実質的な2023年はここから始まる。もう一度、身が引き締まる思いである。2023年ものっけから早速、日本のいろんなところに行っているけれども、どこに行っても綺麗だなあ、穏やかだなあと感じることが多い。もちろんなかには汚い場所だと…

補助金経済。

まる3日間を東北で過ごす。見飽きるくらい雪景色を見てしまった。たったの3日でこうなのだから、住んでいる人たちはさぞかし大変であろう。 たまたま訪れた町の土地柄なのかもしれないが、地方というのは本当に補助金、助成金漬けだなと思う。そういうマイン…

掛け違え。

昨日に引き続き東北にいる。山間部から沿岸部に出るが、こちらも寒風が容赦なく吹き付けて真冬という感じである。時折粉雪が舞っており、これが強烈ならば吹雪になるのだな、そうなるとひどいことになるなと思いながらトコトコと移動をする。 いろんな立場の…

職業倫理。

再び北へ。先週は冷え込みも厳しく雪もドカドカと降ったのだが、きょうは気温も上がり暖かい1日であった。暦の上では春ということで、寒も少しずつ抜けてきているようにも感じる。あっという間に1月も終わってしまったし、また今年もあっという間に過ぎてい…

邂逅。

この1年、今まで会いたいけれども会うことが叶わなかった人と相次いで会えている。世界が広がったのは間違いない。もちろん会っただけで満足してしまってはダメで、それを自分の糧につなげていかねばならないのだけど、まずは成功までの第一歩のところに立て…