仲間。

先週の出張では数年来の付き合いのある方と北新地で食事。北新地で食事をしたのも久しぶりだ。考えれば2年ぶりくらいになる。さんざんダメージを受けたこの街も不死鳥のように蘇ろうとしている。人間の本能や行動様式というのはあまり変わらないものだ。

ここ8年くらいのことを振り返りながらしっぽりと酒を飲む。消えていった仲間もいる。反目してしまった仲間もいる。性格が変わってしまった人もいる。時間が経てばいろんなことが変わっていくのも受け入れざるを得ないということなのだろう。そういう意味では目の前にいる仲間ともいつしか疎遠になったりすることもあるのかもしれない。

だからこそ、いましっかりと関係を結べている時を大切にしたい。そうして、いつどんな関係になったとしても、良い関係でいた時間が存在していたことは忘れないようにしたいし、その時間に感謝をしたい。その積み重ねだけが、人生を豊かにしていく。

解散をして、そのまますぐに寝床に帰る気にもなれなくて、ふらふらと夜の街を歩く。