職業倫理。

再び北へ。先週は冷え込みも厳しく雪もドカドカと降ったのだが、きょうは気温も上がり暖かい1日であった。暦の上では春ということで、寒も少しずつ抜けてきているようにも感じる。あっという間に1月も終わってしまったし、また今年もあっという間に過ぎていくんだろう。そんななかでも、ひとつひとつ目の前のことを大切に対処していきたい。

職業倫理として、守らなければならない一線があると思っている。それはコンプライアンスという言葉で測りきれない部分もある。飛び込めば火傷するような鉄火場であっても、自分が攻められるギリギリのラインを攻めて、なおかつ果実をもぎ取って、致命傷を負わずに戻ってくるのが本当のプロで、どこまでいけばケガするかの見極めができなかったり、そもそも飛び込もうとする気概もなければそれはプロではない。

その感覚は自分が日々積み重ねて、そして感覚を研ぎ澄ましたからこそ掴めるもので、一度鈍ってしまうと取り戻すことが難しいものなのだと思っている。