2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

監視される社会、についての一考察。

病院で待たされたあげくに名前でなく番号で呼ばれたことに腹を立て、その一部始終を書き殴ったことでブログが炎上し、謝罪会見を開くだけでなく議員辞職の可能性すら囁かれていた岩手県議が、自ら命を絶った。最初にブログ炎上の報を聞いたときには、「まぁ…

下りていく人生。

筋肉痛がひどくて分速40メートルくらいでしか歩けなかった月曜日。明くる火曜日は階段がきつい。水曜日になればおさまっているだろうか。溜池山王駅の長い階段をいびつなステップで下り、新橋駅でこれまた地中深くに潜って、いつもに比べるとガランとした横…

自分らしい走り。

二回目の乗鞍マラソン。一年前のエントリでこれから一年間ちゃんと練習を重ねたいと言っていたのはどこの誰だったか。怠惰に時間を空費して一年後が巡ってきた。体力も落ちているし、去年の経験があるということだけが唯一のアドバンテージ。今年こそ完走は…

気持ちと実力。

僕は立派な人間ではないし、むしろダメダメなところの方が多いような奴なのだけれども、ひとつだけ言い切れる真理がある。ビジネスでも、友人関係も、恋愛も家族も、おおよそ他者と関わりあってものごとを成し遂げようとするには、向かい合う相手に対して、…

常在菌と悪玉菌。

一泊で京都から大阪あたりへ。最近とみに関西出張が増えているが、たいてい日帰りや一泊が多くて効率が悪いと自分でも思う。週に一往復でもやっぱり移動すると疲労が残る。★★★悲しいかな、家人にばい菌扱いされることも散見される今日この頃。そりゃあ男は汗…

たかが仕事。

一昨日述べた自分のなかで仕事の優先順位が低い、という件について掘り下げてみたい。優先順位が低い、というのは、けして仕事を軽視しているわけではないし、義務としてやっているわけでもない。一日少なくとも8時間、休日を含めても一年の1/3以上を費やし…

街も老化する。

週末は鎌倉を経て奥さんの実家へ。長谷寺のあじさいは今が見頃。かなり混んでいたけど、それに見合うくらいに素晴らしい花が咲いていた。あじさいほど、多様な種類に分かれる花もないのではなかろうか。雨も降らず、それほど蒸し暑くなかったのだが、久しぶ…

優先順位。

よく雨が降った一週間。玄関先のバジルとトマトは水分過多で元気をなくしている。スラックスも湿気をふくんでいる。東京で次にカラッとした空気を味わえるのは3ヶ月先くらいになるだろうか。先週の日差しが懐かしい。★★★日々のことのなかでブログは自分にと…

名人戦の終わり、順位戦の始まり。

5月31日、第5局に勝った森内名人が、4勝1敗で名人位を防衛。羽生三冠三たびの挑戦も及ばず。名人戦で指される将棋は、他の棋戦で指される将棋とは質感が全く違うように思う。一直線の攻め合いになることはまずなく、緩急を付け合った、腰の重い勝負になるこ…

乾杯。

最近仕事上の会食が多い。食事はそれなりに美味しいし、お酒はさらに旨いのだが、それでもなお、本質的には自分は酒を飲むことが苦手だと感じる。深く酔った後で頭が重くなり、呼吸が浅くなる感覚は好きではない。お酒自体は好きだけれども、ちょびっと飲ん…

世代交代と、総選挙のシステムと。

もはやこの季節の風物詩となったAKB48総選挙。いまだに規模が拡大しているのはすごい。そして、毎年サプライズを用意してくるのもすごいと思う。今年は篠田麻里子が卒業を発表した。彼女は去年の総選挙で、若いメンバー達の高い壁になるから潰しに来いと言い…

ネガティブゾーンの向こう側。

日帰りで大阪、神戸、姫路。さすがにちょっと疲れた。蒸し暑いのも好きではないし、かといって空調も好きではない(毎年言っている)。気候のせいか、頭があまり働いていない。しゃべることについては問題ないが、ものごとを深く考えたりすることができない…

ブログを書く理由。

仕事でもそれ以外でも、初対面の人と会って出身の話をすると必ず言われるひと言がある。 「大阪出身なんですか、そうは見えないですねー」 見かけもそうだし(もともと両親ともにルーツをたどると大阪出身でもない)、しゃべり方がのんびりしているところや…

下川裕治という生き方。

10年前、バックパッカーのバイブルと言えば『深夜特急』だったが、僕は下川裕治の本もよく読んでいた。新聞記者を経てフリーになり、バブルの絶頂の頃に「12万円で世界を歩く」という時代の空気とは逆を行く週刊誌の企画でトラベルライターとしてデビューす…

その時、歴史は動いた。

振り返って、あの時が潮目が変わった瞬間だったのだと、今になって気付くことができた。2007年の秋、プチバブルに沸く赤坂溜池で、僕はひとり沈み込んでいた。その夏に一念発起して今の会社に飛び込んだ。しかしながら、周りはキャリアを積んできたプレーヤ…

家族ゲーム。

矢口真理中村昌也夫妻の離婚に驚く。民放で中村昌也が結婚生活について語っている番組を見たのが10日前くらいだったか。それから家への男の連れ込みが明るみに出て、あれよあれよのうちに一昨日の結末へ。2人のなかでは既に結論は出ていたのだろうが、展開が…