営み。

自宅を中心に仕事をする日は、適度に家事を合間に挟むようにしている。どうしても自宅にいるとダルさが先に立ってしまうのであるが、運動ほどにはならない、細々とした洗いものや、洗濯もののしまいこみ、掃除などをしていると気分が晴れるのである。

 

コロナの初期に鬱状態に陥る人が多かったように、日常が非日常に変わると、精神がそれについていけなかったりすることは往々にしてある。そんな時にも、自らを律してくれるのは、変わらぬ生きるための営みであり、これを淡々とこなすことである。同じように、自分が心血を注いで育てようとするもの(多くの場合自分の子どもがこれにあてはまるとは思うが、これに限らずペットや、会社、その仲間ということも大いに当てはまるだろう)のことをケアすることがこれに当てはまることもある。

 

いまはいろんなことが重いなあと感じてしまう毎日ではあるが、これがいろんな重荷を下ろして軽くなってしまうと、とたんに心身両面の筋力も低下してしまう。淡々と、やり続けることが大切である。