オーダー。

飲食店でのオーダーのスタイルが多様化している。チェーン店はほとんどタブレットになるか、QRコードを読み込んでスマホから注文するようになった。コメダ珈琲などはいまだに人力によるオーダーを受け付けているのはシニア顧客層を重視しているということもあるだろう。

 

QRコードを読み込んでスマホからオーダーというのは、お店側の負担が最も少ないのは確かだが、スマホの電池が少なかったらどうするのか、だとか、そもそも店内の通信環境がよくないだとか、いろいろとストレスがかかる部分はある。QRコード形式のお店に限ったことではないのだが、チェーン店では少なくともどこでも、Wi-Fi環境は整備してほしいし、最近はかなり増えてきているが、充電環境なども整えてほしいとは思う。充電をするためにお茶をする、というニーズは確実に拡大しているのだから。

 

サイゼリヤなどは攻めている感じで、モバイルオーダーにしても、画像をタップするよりも、番号を入力させる形にしている。この簡略さこそが低価格を維持する秘訣なのだろう。人力でやる、ということはその分のコストも負担してくださいね、という時代である。