先週、大阪より両親が上京。1年ぶりのことになる。自分自身はちょくちょく会っているので、特に話すことがたくさんあるわけではないのだが、大阪の実家で話すことと、自分の自宅で話すことはこれまた違うものである。
まぁ、相変わらず核心には触れないような他愛もない話で終わった(それで終わるのがなによりだが、、)のだが、70歳になったばかり、iPhoneも持っているし、そこそこガジェットへのリテラシーは高いはずのうちの両親ですら、最近のテクノロジーの発展にはついていけないのだなぁということを思わされた。
最近はテーマパークも、飲食店もWebでの予約が中心になっているし、いざお店に入ってからもタブレットでの注文ならばまだしも、QRコードでの注文も普通になっている。松屋などもUIのたいそうよろしくないタッチパネルでの注文になっている。これはお店の側の省力化という意味では致し方のないことであるし、わざわざ人力で注文を取っているようでは追加料金を払うのも当たり前の世の中ではあるのだが、あまりにも一律に効率化の概念を持ち込もうとしており、逆に弊害が出てきているようにも思う。
いまはとりあえず難なくこういったものを使いこなせている自分もまた、いつかは置いてけぼりにされる側になるのだろうか、という思いもある。