中学受験①。

そうか、中学受験の季節なんだなぁと。今年は悪天候もあり、例年以上にたいへんなことだっただろう。

自分の頃とは全く違うということは分かっていても、どうしても自分の時代の物差しで考えてしまう。

普遍的な部分は変わっていないと信じている。コツコツと努力がモノを言う高校受験や大学受験よりは、もともとの適性が大きなウエイトを占めるのが中学受験である。

勉強が好きで好きで仕方なくて、アタマのネジが飛んでいるくらいに没頭し、点を取れる子こそが中学受験に向いているし、そうでない子がいくら課金をして授業を詰め込んでも、前者のような子が5年生や6年生から本気を出すだけで一瞬で追い抜かれるのが世の常である。だから、親も努力すれば成績も上がっていくなどという幻想にしがみつくのではなく、ああこれはたまたま適性があったんだなと思うくらいでいい。