一発勝負。

先々週になるのだが、子どもを模試に連れていく。今のところ2回連続で自分が連れていっており、待ち時間は百貨店でつぶすことになっている。

 

自分自身は5年生からなんとなく塾に通いはじめて、幸いなことにすぐに結果が出て、あれよあれよのうちに中学受験をすることになった。あまり努力をした自覚もないままにそのまま受かってしまい、そのあとの試験でもあまり苦労したことがないので、もはや30年前のことは参考にはならないのだろう。

 

中学受験の良さは、一発勝負の勝負勘を磨くことができるところだと思う。ピークを試験の時に持ってきて、体調不良なども遠ざけて自分の持っている力を余すところなく発揮できる。そのような能力を持っている人は、社会人になっても大事な取引の時に限って体調を崩すこともない。体育会系が好まれるのもそういうところにあるのだろう。

 

ひるがえってうちの子は、、一発勝負に強いかどうかはなんとも言えないが、まだまだ設問を理解する力はないと感じる。勉強だけが人生ではない、というのは身をもって理解できるが、一定程度勉強ができるにこしたことがないというのはその通りだ。