リーダーシップ。

突き抜けた経営者、リーダーはその通りに世の中の価値観とはズレている必要がある。サラリーマン社長や、年功序列によって登りつめた大企業の役員とはまた違う要素を持ち得ている。

 

無難な経歴の人材を経営者に据えることは、成熟し安定した企業においては正着である。しかしながら、時代の荒波の中で大きくすることを目指している組織では、型にハマった人材をトップに据えても広がりはない。

 

賢い人は、失敗を恐れるし、自分の予測の範囲内でしか舵取りをしない。とてつもないところに目標をおいて、それを実現しようとはしない。こじんまりとした成功、緩やかな曲線に基づいた成長はなしえるかもしれないが、爆発的な成果を出すことはない。

 

結局のところ、大切なのはバランスであるのは間違いないのだが、バランスを取れる人だけがいても、事業はグロースしない。誰かの顔色を伺いすぎる必要もない。到達すべきゴール、そこから見える景色を見せて、みなを走らせる、そのための旗を振れる人が、真のリーダーだと思う。